保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

大人のための中学英語学び直しブログ講座#4

ども、所長です!


こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。



スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



今回初めて疑問詞が出てきます。


新しく学ぶ内容は多くないですが、このあたりから英語が嫌いになってくる中学生は非常に多いので注意が必要です。

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


そろそろ瞬間英作文にも慣れてきました?


毎記事ごとに必ず新しい文法が出てくるので、最初の数記事分の学習は特に大事です。


もし、記事を読んで分からない所があればコメントをくださいね。


(記事の下の方にコメントできるところあります。お問い合わせフォームからでも結構ですよ。)


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今回は特に疑問文の作り方が分かっていないと手も足も出ないので、前回までに出てきた疑問文に100%の自信を持った状態で臨みましょう

例文1

早速以下の日本文を英文に直す作業から取り掛かりましょう。


「これはなんですか?」

疑問詞の"what"

まず「これはリンゴですか。」という英文を作れますか?


Is this an apple?


ですね。


これまでの講座を宿題も含めてしっかり勉強していれば、何も考えることなく自然と口から出てくるはずです。


さて今回はこの「これはリンゴですか。」のリンゴの部分に「何」を入れたいわけです。


「何」に対応するものは英語では"what"です。


"what"は疑問詞と呼ばれるものの1つで、疑問詞を使った疑問文は次のような順序になるルールがあります。


「What+疑問文の順序」


ということは今回の例文の英文訳は以下のようになるわけですね。


What is this?

例題

さて、上の例文だけではイメージをつかみにくいでしょう。


まずはとにかく「What+疑問文の順序」の形を頭に焼き付けることです。


あれは何ですか?→ What is that?


これらは何ですか?→ What are these?


それらは何ですか?→ What are those?


こちらの男性は何(者)ですか?→ What is this man?


あちらの鳥は何(という種類の鳥)ですか?→ What is that bird?


あちらの女性たちは何(者)ですか?→ What are those women?

例文2

今回は例文1だけでほぼ全てです。


答え方だけ練習しておきましょう。


「これは何ですか?」ー「鉛筆です。」

何について答えればいいか考えて主語を選ぶ

YesとNoで答える疑問文のときに、何について聞かれているのか注意するように書きました。


Are you ~~?


と聞かれたら


Yes, I am. か No, I'm not.


Is this ~~?


と聞かれたら


Yes, it is. か No, it isn't.


疑問文の主語に対応する主語をこちらも準備しなければなりませんでした。


今回は「何?」と聞かれる文ですから、主語を決めた後はその答えを言う必要があります。


つまりYesとNoでは答えられないということですね。


今回の例文の英文訳は


What is this? --It is an pencil.


となります。thisで聞かれたらitで返します。

例題

先ほどの例題に答えを付け足してみましょう。


あれは何ですか?カメラです。→ What is that?--It's a camera.


これらは何ですか?灰皿です。→ What are these?--It's an ashtray.


それらは何ですか?置時計です。→ What are those?--They are clocks.


こちらの男性は何(者)ですか?弁護士です。→ What is this man?--They are lawyers.


あちらの鳥は何(という種類の鳥)ですか?スズメです。→ What is that bird?--They are sparrows.


あちらの女性たちは何(者)ですか?秘書です。→ What are those women?--They are secretaries.

まとめ

今回は新しい文法項目はかなり少しだけでしたね。


ここまで来たら、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の3の文章は全て理解できます。



今回覚えることは1つだけです。


「What+疑問文の順序」


これだけ覚えて、あとは前回までの講座をしっかり覚えておけば問題なく宿題にチャレンジできるはずです。

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 職業の名詞を10個調べて、発音とつづりを覚える。(今回文法要素少な目なのでこんな宿題も追加です。)
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の3を瞬間英作文。(本の中で紹介されている方法に従って第2サイクルまで行うこと。)


それではまた、所長でした!


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このシリーズは文末のお知らせも減らしてお送りします。


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こちら私の著書です。


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