保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

大人のための中学英語学び直しブログ講座#6

ども、所長です!


こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。



スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



今回は"who"という疑問詞を新たに学んでいただきます。


今回のwhoの使い方は"what"で学んだ使い方と全く同じなので、"what"の使い方を覚えていれば問題なく進むはずです。

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


この講座は毎講座ごとに新しい内容を少しずつ勉強する形になっていますが、


前回以前に学んだことは基本的に覚えているものとして進んでいきます。


英語は中学校の科目の中でも積み重ねの教科なので、前の内容があやふやな状態だと、


どんどんと分からなくなっていってしまいますので、注意が必要です。


もし、記事を読んで分からない所があればコメントをくださいね。


(記事の下の方にコメントできるところあります。お問い合わせフォームからでも結構ですよ。)


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例文1

それではさっそくこちらの文章を英文に直す作業から始めていきましょう。


「あのきれいな女性は誰ですか?」「私の姉です」

形容詞が2つ続く形

まずは主語について考えてみましょう。


最初の疑問文の主語は「あのきれいな女性」です。


これまでに習った単語を思い出してもらうと


「あの」「きれいな」「女性」と3つの要素に分けられることがわかるはずです。


それぞれ、"that"と"beautiful"と"woman"とすればいいですね。


そのままの順に並べておけばOKです。


今回のように2つ以上の形容詞が1つの名詞に修飾していくパターンもあります。


「これらの」「赤い」「鉛筆」であれば


these red pencils


です。


「この・あの・これらの・あれらの」と「所有格」に関しては、形容詞としては一番頭に来ると覚えておくといいです。


色んな形容詞が1つの名詞に係っていくパターンだと、


本当はその順序も後々ちゃんと覚えなければならないのですが、


現段階ではこれだけ覚えておけば大丈夫です。

疑問詞+be動詞の疑問文の形

whatを習ったときに「これは何ですか?」と聞きたければ、


What is this?


とすればいいことを習いました。


最初に疑問詞が来て、その後にbe動詞の疑問文の形ですね。


"who"の場合も全く同じように考えると良いので、「あのきれいな女性は誰ですか?」は


Who is that beautiful woman?


とすれば完成です。


答え方はそれほど難しくないですかね?


誰について聞かれているかを考えて、それに適切な主語を最初に置いてやるのがポイントです。


She is my sister.


これで完成です。

例文2

正直これだけで、今回は終わりなんですが、一応英語の敬称についても少し触れておきましょう。


「彼は誰ですか?」「ブラウン先生です。」

英語の敬称

中学生が覚えなければならない敬称は2種類です。


男性に対しては"Mr."、女性に対しては"Ms."です。


本当は女性については未婚と既婚で使い分ける言い方もあるのですが、


どちらにも使える"Ms."だけ覚えておけば大丈夫です。


「さん」「先生」というようなものは全てこの敬称で代替できます。


ブラウン先生と言いたければ"Mr. Brown"です。


Mは大文字にして、ピリオドもちゃんとつけて1セットなので、そこだけ注意してください。


というわけで、例文の英文訳は


Who is he?--He is Mr.Brown.


となります。

上げ調子と下げ調子

英文の最後は上げ調子と下げ調子の読み方があります。


毎回ちゃんと音声を聞きつつ練習している方はすでに気づいているはずですが、


be動詞の疑問文は最後にイントネーション的には音の上がる上げ調子で読みます。


ところが疑問詞の入った疑問文のときには下げ調子で読むのが基本なので、覚えておくといいですね。

例題

あの背の低い男性は誰ですか?私の兄です。→ Who is that short man?--He is my brother.


彼らは誰ですか?私の友達です。→ Who are they?--They are my friends.


あなたは誰ですか?私はあなたの先生です。→ Who are you?--I'm your teacher.

まとめ

ここまで来たら、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の6の文章は全て理解できます。



今回覚えることは1つだけです。


「who+be動詞の疑問文」の形で「~~は誰?」となるということですね。


これだけ覚えて、あとは前回までの講座をしっかり覚えておけば問題なく宿題にチャレンジできるはずです。


ちなみに今回でbe動詞の使い方は一旦休憩となります。


次は新しい形の動詞を覚えていくことになりますよ。

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の6を瞬間英作文。(本の中で紹介されている方法に従って第2サイクルまで行うこと。)
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の1から5の瞬間英作文2周目。今回でbe動詞は終わりなので、復習です。


それではまた、所長でした!



前回の講座
shukaijo.hatenablog.com


次回の講座
後日リンクを貼ります。



このシリーズは文末のお知らせも減らしてお送りします。


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こちら私の著書です。


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