保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

大人のための中学英語学び直しブログ講座#15

ども、所長です!


こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。



スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



前回は疑問詞"where"を学びました。2種類の使い方を覚えていただけましたか?


今回は時を尋ねる疑問文を学んでいきましょう。

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


これからしばらく、疑問詞を使った疑問文が続きますので、疑問文の使い方にはここでしっかり慣れておくようにしましょう。


疑問詞+疑問文の形というのは基本形として必ず覚えてくださいね。


最近の講座でセットになっていた曜日とかもちゃんと覚えていますか?少しだけ出てきますよ。


例文1

次の例題から参りましょう。


「彼の誕生日はいつ(ある)の?」

be動詞とセットの"when"

「彼の誕生日はこの日曜日です。」を英文にしようと思うと、


His birthday is this Sunday.


となります。be動詞の使われ方としては割と自然に見えますよね。


この"this Sunday"というのはセットで名詞扱いしているとみるのが一番わかりやすい見方だと思います。


そして、その時刻や日付などの時の名詞を尋ねるときには、"when"を使います


これが1つ目のwhenの用法です。


"this Sunday"の部分を疑問詞にして前に持ってきて、後ろに続くのはbe動詞の疑問文の形。


そうすると以下のような例文の訳が出来上がります。


"When is his birthday?"

例文2

次はこちらです。


「いつあなたはサッカーをしているの?」

副詞と名詞を見分けること。

まず日本語でも「いつ」が名詞になっているのか、副詞になっているのか意識する必要があります。


例文1の方では「いつ」は名詞としてつかわれています。


例文2ではどうですか?


「している」という日本語に係っている副詞になっていますよね。


英語でも"when"が副詞として使われることがあります。


"when"の副詞としての使い方、これが2つ目の用法です。


「あなたは(いついつ)サッカーをしている」だったら、


You play soccer (時を表す副詞句など).


で良かったですよね。


この時を表す副詞の部分をまとめて"when"にして前に持ってきます。


一般動詞の疑問文の形が後ろに続いて、以下のような形になります。


"When do you play soccer?"

"where"の復習

"where"を前回学びましたが、そのときにも名詞的な使い方と、副詞的な使い方の2つを学びました。


名詞的な方は


"Where is he from?"


のような文で"from 場所"の場所の部分に入る名詞を尋ねたいから、


それを"where"にして、前に持っていく。


副詞的な用法は


"Where is he?"


のような文で、「be+場所を表す副詞(句)」の副詞の部分を聞きたいから、


それをまとめて"where"にして前に持っていく。


こういう理屈だったわけですね。


今回も全く同じような考え方です。


"where"にも"when"にも名詞的な使い方と、副詞的な使い方があります。


ちなみに"when"の方が名詞的な使い方をする方が中学英語では多いかなという印象はあります。

例題

それではいくつか文章を見て慣れておきましょう。


彼らはいつ会っているの?→ When do they meet?


いつパーティがあるの?→ When is the party?


あなたたちはいつ宿題をしているの?→ When do you do your homework?


最後の文は"do"が2回出てきています。


1つ目は疑問文を作るための"do"で、


2つ目は「~~をする」という一般動詞の"do"です。

上げ調子と下げ調子

ここまで宿題をちゃんとやってきている方ならわかると思いますが、


疑問詞を使った疑問文は疑問文なのに、イントネーションとしては最後に下がるように言います。


それ以外の疑問文は基本的に上げ調子なので、注意が必要です。

まとめ

ここまで来れば、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の14の文章は全て理解できます。



今回覚えたのは時を尋ねる"when"の使い方です。


副詞的な用法と名詞的な用法の2種あることを意識して宿題にとりくんでください。

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の14の瞬間英作文。


それではまた、所長でした!



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