大人のための中学英語学び直しブログ講座#19
ども、所長です!
こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。
スタート地点としては、
- アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
- ローマ字も読み書きできること。
- 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
- 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。
としましたので、そのくらいのレベルから始めます。
記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。
おすすめの辞書はこちらです。
今回も疑問詞の続きで"how"の使い方です。
少し疑問詞が増えてきたので、混乱しないように1節ずつしっかり口に慣れさせることが重要です。
前回の宿題
前回の宿題はできましたかね?
講座の更新自体に少し時間が空いてしまいましたが、今後も週2回ほど更新していく予定ですので、ついてきてくださいね。
前回に引き続き疑問詞を勉強していきます。
前々回の"it"なんかも使いますから、毎回の宿題は今後も大切ですよ。
例文1
「彼女はどのように英語を話しますか?」「とても上手に話します。」
副詞の"how"
これまでに疑問詞はいくつかの使い方があるものを見てきましたが、
今回は基本的には副詞のみだと思っていただいて結構です。
たとえば、「彼女はとても上手に英語を話します」なら、
She speaks English very well.
でした。この"very well"は「とても上手に」という副詞句を作っています。
この副詞句にあたる部分を知りたい、尋ねたいときに"how"を使います。
「どのように」とか「どれくらい」とか概ねそんな意味になります。
文法的にもう少し真面目に言うなら方法、手段、状態を尋ねるときにつかいます。
その副詞の部分が"how"に変わって前に出てきて、
あとは一般動詞の疑問文の順番ですね。
よって、「彼女はどのように英語を話しますか?」「とても上手に話します。」は
"How does she speak English?"--"She speaks it very well."
となります。
例文2
続けて2つ目も解説してから例題に進むことにしましょう。
「おじいさんの具合はいかがですか?」
be動詞とセットの単体"how"
be動詞とセットになるパターンは文法的な解説は少し難しくて、慣用的に覚える方が分かりやすいという方もいらっしゃるかもしれません。
たとえば、「あなたのお爺さんは元気です。」なら、
Your grandfather is fine.
でいいわけですが、この"fine"という補語Cの部分にあたるところを尋ねたい場合にも、"how"を使います。
「状態」を問うのが基本になると思います。
"fine"を"how"に変えて前に持っていって、あとはbe動詞の疑問文の順番ですね。
「おじいさんの具合はいかがですか?」は以下のように訳せます。
"How is your grandfather?"
例題
一般動詞のときには副詞の"how"、be動詞のときには補語Cの"how"を意識して以下の例題に取り組んでみてください。
「ご機嫌いかがですか?」→ How are you?
「ロンドンの天気はいかがですか?」「雨です。」→ How is the weather in London?--It is rainy.
「あなたはどのように日本にきますか?」「飛行機で来ます。」→ How do you come to Japan?--I come by plane.
まとめ
ここまで来れば、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の18の文章は全て理解できます。
一般動詞とセットになって出てくる疑問詞の"how" は副詞です。
「方法、手段、状態」を尋ねるときに使います。
be動詞とセットになっているものは補語Cです。
どちらの場合も「どのように」とか「どのような」とかを意味します。
宿題
では今回の宿題です。
- 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
- 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の18の瞬間英作文。
それではまた、所長でした!
前回の講座
shukaijo.hatenablog.com
次回の講座
このシリーズは文末のお知らせも減らしてお送りします。
お知らせ↓
こちら私の著書です。