センター試験に代わる共通テストの記述式問題の問題点
ども、所長です!
今回はセンター試験に代わる試験として導入される共通テストについての問題点について、個人的に思うことをまとめてみました。
参考資料:
大学共通テスト 記述式に課題 数学平均点は30点以下(1/2ページ) - 産経ニュース
問題点
狙った平均点が出なかった。
簡単に言うと難しすぎたということですね。
これに関しては調整中でしょうし、個人的にはそれほど大きな問題ではないと思います。
調査に協力した人がどれくらい真面目に受けていたのかは若干気になりますが。
飛ばします。
自己採点の難しさ
記述式の問題に関しては実際の採点と、生徒による自己採点に食い違いが出てしまうということですね。
なにが問題かというと一つ目としては、センター利用(これも各大学で制度が色々と変わるでしょうね。)で押さえられそうかどうかが判断できないことがあるということです。
センター利用で滑り止めが決まるというのは、受験生本人の心理的にも、親御さんの懐事情的にもありがたいことです。
逆に今までよりもこのシステムでの合格の予想の制度が下がってしまうということは受験生の不安や、受験回数が増えることによる保護者のお財布へのダメージが大きくなる可能性があるということですね。
問題はそれだけではないです。
国公立の出願をどこにするのか、というのをセンター後に考えて、受験校を変えて成功した受験生はこれまでかなり多いです。
実際に自分の点数が分からないと、どっちの大学に出願しようかと迷った際には、「決め手」がなくなることを意味しますし、
過去問演習の際の点数の目標値も曖昧になってしまうことになってしまいます。
「足切り」と呼ばれるもののある大学はいわんや、といった所でしょうか。
採点の首尾一貫性
ちなみに採点についてはどれくらい首尾一貫性が保たれているんですかね?
記述の採点ってやったことある人は分かると思いますけど、まあまあしんどい作業ですからね。
塾内でやるテストくらいなら、多少首尾一貫性が失われていても、後から訂正すればいいだけですけど、
それはできませんよね。
自分の経験でいくと、採点基準を最初にガチガチに決めていても100人くらい採点すれば多少例外は出てきますし、
1人目と100人目の採点の基準が無意識に変わっていたりするんですよね。
2周、3周と見直しても見直す度に。。。というようなことも起こり得ることだと思うんですけどね。
なかなかハードなことをしているなと感じます。
これに関してはある程度諦めるしかない部分なのかなと思っています。
生徒が気を付けること
実際にこのテストを受ける代の生徒に関しては、現状、あまり意識せずに普通に勉強を進めればいいですけど、
ただ、「選択式のテストならできるけど、記述式はできない」といった言い訳はできなくなるのでそこだけ注意ですね。
「記述でできないものは出来ているとは、みなさない」というのが私の立場です。
もちろん文章を書くのが苦手な病というのはあるので、それは例外です。
記述式のテストは相手の答えて欲しいものを答えられなかった時点で言い訳できませんから、
解釈の仕方が何通りもあるじゃないか、といった考え方は通じないと覚えておくといいと思います。
共通テストに関してはそういったことを言われない予防線が張られた記述問題しかでないとは思いますけどね。
まとめ
今回は共通テストに関することで思う所をまとめてみました。
一つでも参考になるところがあれば幸いです。
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それではまた、所長でした!
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