保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

中1、高1の最初の中間テスト後に保護者が確認すること。

ども、所長です!


そろそろ中間テストが始まる時期ではないでしょうか。終わった学校もありますかね?


今回は特に中1、高1の保護者の皆さん向けの記事です。(中学生に関しては地域の公立中学生向けです。)

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中1高1の皆さんは今回の中間テストが中学校に入って、もしくは高校に入って初めてのテストだったはずです。


テストの復習が重要なのは間違いないですが、保護者の皆さんもテストの様子をぜひ確認していただきたいと思います。

中1の中間テスト後に注意!

まず地域の公立中学に受験せずに進学した中1の場合、今回の中間テストでは正直、テストに出す範囲が狭すぎて、実はテストを作る教員側もかなり困っているという事実を知っておくべきです。


数学は計算問題くらいしか出せないし、英語はアルファベット、簡単な単語、簡単な挨拶程度しか出せないし、テストを作る側はかなり苦しい状況でテストを作らざるを得ないんです。


ということは、最初のテストに関しては、みんなが100点を取ってもおかしくないテストであった可能性を考慮しなければなりません。


お子さんが80点を取ってきたからといって喜んでいる場合ではない可能性も多いにあります。

注意点1、負け癖がついていないか

塾で指導するときに、注意するのは、一つには負け癖がついていないかということ。


小学生でも自分は勉強ができないと思い込んでいる子どもはそれなりの数いますし、そういうお子さんは他の子どもより多少点数が低いくらいでは、ダメージを全く受けません。


中学生になって初めてのテスト、そして、夏休み前の期末テストあたりまでは、この負け癖を払拭するためのかなり大きなチャンスの一つです。


ですから、負け癖のついている生徒には、せっかく100点を取るチャンスだったのに惜しいことをした、と少しでも悔しがらせるように指導しています。

注意点2、凡ミス癖がついていないか

もう一つ注意して指導していることは、ミスを多発していないかということです。


せっかく100点を取るチャンスだったのに、ミスをしているがためにできなかった、というのも悔しがらせるのがかなり大事です。


ミスを悔しがらない子どもはいつまで経っても治りませんからね。


大学受験まで引きずってしまい、大学受験で苦労する子も正直かなり多いです。


高3まで引きずってしまうと経験上、そのミスの癖は年単位で強制しなければ改善されないことが多いので、中1の段階から、ミスを悔しがらせることは実は非常に重要なのです。


この2点を注意して、お子さんのテストを見直してみてください。

注意点3、テスト直しをしているか

テスト直しは中1の最初に癖をつけなければ、その後、絶対に癖をつけることはできません。


それこそ、塾や家庭教師の力を借りて、(お金を使って)強制力を持たせなければ、テスト直しなんて、そうそう身につくものではないということも覚えておいていただきたいと思います。


今回のテスト直しが最初で最後のチャンスだと思って指導する必要があります。

高1の中間テスト後に注意!

高校生に関しては、今回の中間テストと、夏休み前の期末テストはかなり重要です。


数学でいうと「二次関数」、英語でいうと「助動詞」が入ったあたりで、すでに落ちこぼれが出てくるのは本当によくあるパターンです。


お子さんのテスト範囲を確認なさってください。


早い学校なら、初回のテストで、そのあたりの範囲に入っていることも多いでしょう。

注意点1、落ちこぼれていないか

二次関数と助動詞が入っていて、テストで点数が取れなかった場合は、その段階で、塾や家庭教師、映像授業、通信講座など、なんでもいいので、手段を講じる必要があると判断されても良いと思います。


そもそも、高校生の勉強の仕方や必要な勉強量が分かっていないことがほとんどなので、自習以外のアクションをなにかしら取る必要があります。


勉強ができるようになったら、その時点で辞めてもいいわけですしね。


何よりも落ちこぼれてしまいそうな段階で、手を打つのが絶対に必要です。


「部活が忙しい」と言っている生徒ほど、効率よく勉強しなければならないので、人の手を借りるべきです。


このあたりは世間一般にはあまり浸透していない考え方かなと思います。


どう考えても、素人の高校生本人が考えた自習プランと、プロの考えた勉強プランでは後者の方が効率が良いのは当たり前なので、「部活が忙しい」人ほど、プロの手を借りた方がいいです。

注意点2、難しくない範囲なら高得点を取るべき

次に、今回の範囲では、二次関数や助動詞が入っていない場合、それならば、かなり高得点を取っていてしかるべきです。


数学で言えば、因数分解を含む計算問題がメインになりますし、英語でいえば、文型がメインのテストになっているはずですから、ここで高得点を取れていないのも実はかなり危ないです。


中学生の章(この記事の上の方)で書いた、「負け癖」「凡ミス癖」がついている可能性ももちろんありますし、それ以上に、この段階で落ちこぼれ気味のパターンもあります。


負け癖や、凡ミス癖についてはやはり悔しがっているかどうかがポイントですし、落ちこぼれ気味の場合は次のテストでは大こけする可能性大です。


まずはどちらのパターンか見極めて、その上で後者の場合には、必ず何かしらのアクションを起こしてください。


塾、家庭教師、映像授業、通信講座、どれでも結構です。


ただし、自習だけで挽回するというのだけはやめてください。


成功の確率はかなり低いと思ってください。10%もいかないのではないかと思います。

まとめ

さて、今回は中1、高1のお子さんが初めての中間テストを終えたときに、注意する点をまとめました。


参考になれば幸いです。


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それではまた、所長でした!


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