どのタイミングで塾・家庭教師を考えるべきかの目安・自習の限界【落ちこぼれ脱出のためのタイミングの見極め】
ども、所長です!
今回は、どのタイミングで塾なり家庭教師なりにお世話になるのかという目安の一つをご紹介したいと思います。
塾で教えていると
あと1年早く来てくれていれば、留年の危機に陥ることもなかったのに。。。
あと1年早く来てくれていれば、もう少し上の高校・大学を目指せたのに。。。
ということが毎年あります。
そんな残念なことが起こるのはやはり適切なタイミングよりも一歩遅れて行動してしまうのが原因です。
ちなみに今回紹介するのは「下限」ですので、落ちこぼれないことを目標にしたときの目安です。
中学生の場合
まず中学生ですが、中学生は学校から配られているワークの解答を読んでも何が何やら分からないという状態になったら迷わず人の手を借りるべきです。
具体的に言えばワーク類の答えを読んで20%以上分からなければ自力で勉強できるようになるのはかなり大変です。
誰かの手を借りて教えてもらう段階です。
そしてそのときのポイントは必ず先生と対面で会話できる塾か家庭教師を選ぶということです。
理由は二つあります。
人の手を借りる理由1
まずワークの解答が読めない場合、参考書や通信教材などの手助けではもう太刀打ちできません。
なぜなら、解答や解説を読むだけの読解力がないからです。
解答解説を読んでも理解できないから、教科書に戻ってみる。
でも、その教科書すら読めない。
読めない原因がどこにあるのか探すのは子どもだけの力では探すのが不可能ですし、そこはプロでないと見極められません。
仮に読解力が十分であっても、中2の子どもが数学が出来なくなった原因が小4の割合ができないことにあるかもしれません。
ですがそれはプロでないと気づくのが難しいでしょう。
人の手を借りる理由2
そして二つ目の理由ですが、ワークの解答が読めなくなるほど学校に置いて行かれている生徒は、自分で勉強を管理できないことがほとんどです。
1日にAとBを~時間ずつやって、土日には・・・
と管理できるようだったら、そもそも勉強ができなくなることはありません。
ですから通信教材や、参考書の中でも自習のペースが書かれてあるものを選んできても強制力が必要になります。
親が管理する場合もありますが、親子ともにストレスになるのは間違いないです。
特に中学生の場合、それが理由で反抗期がこじれていくこともあります。
その意味でもペース管理は他人に任せることをおすすめします。
高校生の場合
高校生の場合も基本的には同じです。
数学について
まず数学ですが、ほとんどの高校で教科書傍用問題集を配られているはずです。
数研出版から出版されているオリジナル、4STEP、サクシード、スタンダード、4プロセス、クリアーあたりは教科書傍用問題集の例です。
これの解答が配られているようでしたら、解答を理解できるかどうかが一つの目安です。
これも20%以上分からない部分があるようでしたら、他人の助けが必要です。
ただし、生徒ごとに目標があるはずです。
基本問題まで解ければ大丈夫な生徒であれば、基本問題までの解説で20%以上分からない部分がないかを確認してみてください。
解答が配られていない場合は、他に配られているものが大抵あると思うので、その参考書について同じことをするといいです。
たとえば、チャートシリーズ、フォーカスゴールド、ニューグローバルといった分厚い参考書が配られている学校が多いはずです。
これらも同じく生徒ごとの目標によって、20%のラインを確認してください。
文系科目について
文系科目の英語、国語、社会全般については問題集が配られていない場合もあって判定が少し難しいです。
また、文系科目についてはある程度、自分で解決できる場合もあるはずですから余計に厄介です。
正直なところ文系科目に関しては「自分で管理できそうかどうか」だけが一番の目安です。
自分で勉強を管理することができるのであれば、通信教材や、参考書を利用するのもいいと思います。
どのレベルの教材を用いるのかだけは学校の先生などと相談するのがいいです。
上述したようにどこで詰まったのかを見極めるためにはプロの助けが最低限必要です。
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自分でペース管理をするのが大変ですし、相談もどのタイミングでするのがいいのか分からないといった場合は、塾や家庭教師に任せてしまうのが一番です。
大人も一人で管理できないから英会話スクールなどに行ったりしているわけですから、自己管理を甘くみてはいけません。
理科について
理科全般に関しては、数学と基本的に同じです。
ただし、生物、地学は計算問題系が少なめなので、文系科目と同様に考えてくだされば大丈夫です。
物理、化学に関しては、教科書傍用問題集が基本的には採用されているはずです。
セミナー、センサー、リード、といったものは傍用問題集の例です。
これらもやはり目標となる問題のレベルを設定し、そのレベルまでの解説が20%以上分からないようであれば、人の手を借りるようにしてください。
まとめ
改めて言いますが、今回は下限を意識して自習の限界を見極めるための条件について記事にしました。
ちなみに、私は参考書類、通信教材一般を否定しているわけではありません。
落ちこぼれからの脱出という意味では人に助けてもらうのが最短ですので、その意味で今回の記事を書きました。
参考になれば幸いです。
それではまた、所長でした!
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