受験に失敗するダメな数学の勉強の仕方(苦手不得意脱出のための一歩)
ども、所長です!
毎年、数学が嫌いではないのに点数が上がらないという生徒がいますが、ほとんどこういった生徒は決まって一つの同じ原因を持っています。
演習不足です。
当たり前なんですけど、注意が必要なのは、手を動かしていないパターンです。
以前数学の勉強法を書きましたが、当たり前すぎて書き忘れていました。。。
数学自習の勉強法【受験用勉強の仕方シリーズ】 #33 - 保護者と先生の集会所
とにかく手を動かすことが大事です。
問題集を解こうとするところまでは手を動かしていて良いんですけど、解説読んだらそれで終わりになっていたりする。
よっぽど頭の良い子でないと、読んだものを次に出てきたときにできるようになることは難しいです。
それができる子は教科書を読んだだけでセンター満点近く取れます。
東大に行けばたまーにそういう子もいるんですけど、全国で学年に数えるほどではないかなと思います。
数学で受験に失敗するパターンの子は決まって解説読んで納得してもうその問題には戻ってこない生徒です。
もちろん「解きなおし」も宿題にするんですけど、解きなおしを全て授業中に扱っていると、受験学年になるとペースが遅すぎて週1の授業では足りなくなってしまいます。
受験学年になるまでに解きなおしの習慣、手を動かす習慣がついている子は非常に強いですね。
一番危険な思想なのは「ペースを上げたいから、頭に解法が思いつかないものだけちゃんと問題を解く」という思想です。
ペースを上げるためには結局手を動かすことが一番であることをしっかり覚えておいてほしいものです。
それが遠回りに見えて最短ルートなんです。
今までの経験上、このパターンに陥りやすいのは「私立文系の数学受験」「理系だけど、思考が少し文系寄り」の子です。
因果関係まではちょっと分からないですけど、少なくとも私の経験では手を動かさないがゆえの演習不足によく陥っています。
もちろん他の科目も似たようなことは言えるんですけど、特に理系科目については計算を自分の手で行う練習は必須です。
今年、受験がうまくいった生徒も、上手くいかなかった生徒も、計算を自分ですることの大切さを知って今後に生かしてほしいです。
それではまた、所長でした!
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