保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

良い家庭教師、塾を探すのが難しいという現実 #47

ども、所長です!
2週間50記事企画進行中です。(これが47記事目)


今回は中高生本人、もしくは親御さんが持っている悩みをまとめてみました。


ぜひ最後まで読んでください。最後が1番大事です。

様々な手段

子どもの勉強のサポートとして、近年はいろんな方法が考えられると思います。


塾(集団、個別、大手、個人経営)、家庭教師(知り合い、派遣)、映像、通信講座、などなど、今後も様々な手段が増えていくのではないかと思っています。


一方で子どもに合うものを選ぶのは相当難易度の高いものであるはずです。

大手の塾

塾で言うと、経営の規模が大きいところを選ぶ方がサービスの質は均質化されていると思います。


一方で、規模が大きくなればなるほど、アルバイトの数も増えていくはずです。


アルバイトは大学生がほとんどですから、その地域の学歴上位の大学生が働いているわけです。


ですから、多少なりとも地域格差は生まれるのではないかと思っています。


サービス自体も成績の良い生徒や学校に対してはお得意様プランがあっても、その逆は用意されていない場合も多いみたいですね。

小規模の塾

フランチャイズでない塾だとどうか、というと、これは完全に当たり外れがあります。


もちろん地域に根付いた評判のいい塾もあるでしょうが、それを探し当てるのがものすごく大変です。


近くにある場合ならいいですけど、2時間かけて通うところに、2時間分以上の価値を見出せるかどうか、この辺りも考えなければならないのかと思います。

家庭教師

次に家庭教師についてです。


ほとんどが、コネか、派遣か、だと思います。


コネの場合はそのコネがあるかないか次第です。


そして、多くの場合、これもアルバイトでしょうからその指導のレベルは保証されないのではないかと思います。


派遣はどうかというと、これもあたりはずれが多いみたいです。


そもそもこの記事を書くことになったきっかけがこの派遣関係の仕事をしている人と話す機会があったからです。


実際ものすごく当たりの先生もいるみたいです。


一方で、その先生がその子に合うというとそれはわからないので、5%から10%のガチャガチャを引いているようなものかもしれませんと言ってました。


しかも派遣先を決定するまでに2週間くらいかかるらしいので、それも考えると、2週間かける10回から20回のガチャガチャの引き直し、となると、それだけでもかなりの時間がかかってしまいます。

映像授業

映像授業は自宅で、というのと、通って、というパターンがあると思いますが、これは演習不足に陥りやすいというトラップがあります。


もちろん通うタイプの映像授業には確認プリントだったりテストだったりを準備しているところもあるみたいですが、それでもやはり、授業がうますぎて分かったつもりになる子も出てくると思うんですよね。


チャート1章分を2時間くらいで説明し切って、確認テストを1時間くらいやって、それだけで出来るようになったら苦労しませんからね。


結局のところ演習を自分でやる根性がいることには変わりないと思います。

通信講座

通信講座は続けられるか否か、それが全てだと思います。


やはり根性が必要です。

まとめ、結局は自力で勉強できるのが最強

ここまでがおおよそ中高生本人、もしくは親御さんが持っている悩みなのではないかと思います。


こうやってまとめてみると、自分で勉強できる力が付いている子どもの優位性が改めて思い知らされます


自分で勉強するためには、自己コントロール力、解答を読むための読解力、そして、受験に関しての情報収集力が必要かなと思います。


特に前2つは小さい頃からのトレーニングが必要ですね。子育ての際には意識してほしい部分です。


本当はこの悩みを解決できる手段があるといいんですけどね。。。


講師の質を上げる目的でこのような記事。


shukaijo.hatenablog.com


相談できる場所を増やすためにこのような活動もしてます。

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とはいえやはり根本的な解決策を作るのは難しいかもしれません。


それではまた、所長でした!