保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

個別指導必須のテクニック【暗記の宿題の出し方】 #39

ども、所長です!
2週間50記事企画進行中です。(これが39記事目)


今回もテクニック紹介です。

テストと暗記

「生徒に英単語や漢字、理科社会の基本ワードなどを覚えさせたいから、テストをしています」


という方は非常に多いと思います。実際、前歴として塾講師や家庭教師を経験してから私の指導の下についた講師もこのような方は非常に多いです。


じゃあ、テスト勉強の指示はどのようにしているのか?というと、「暗記するように言っています」というのも非常に多い回答の一つです。


ちなみに私はテストを作って生徒に課したことは一度もありません。私がめんどくさがり屋で、テストを作るのをサボっているというのもあるのですが。。。(テストを授業外で作るとテストを作った子と作っていない子にサービスの差が出てしまうのも実は気にしています)


テストは何のためにやっているのか、というとほとんどが覚えてほしいことがあるから、ではないでしょうか。


なのに「覚えてこい」と指示を出す。


そもそも「覚えてこい」と言って覚えてこられそうにないからテストを作るのにですか?


あまりこういうテストといった形のプレッシャーを与えるのも少なくとも今私は好きではないというのもテストを作らない理由になっているのかもしれません。

宿題の管理

「暗記」という宿題を出してしまうと、管理ができません。


暗記に限らず、手元に形が残らないものを宿題として管理しようとしてうまくいったのを私は見たことがありません。


たとえば、同じ「暗記」を宿題にしても、10回ノートに書いてくる子と、2回読んでくる子がいるでしょう。これでは管理ができないのは当たり前です。


だから、漢字を覚えさせるときは10回ずつ書いてこいと言うわけです。


単語を覚えさせたかったら例文を3回ずつ書いてこいと言うわけです。


ワークを10枚でも20枚でもコピーして全部〇になるまでやって来いと言うわけです。


とにかく形の残るものを宿題にするというのが私の考える管理の仕方の最も重要なところです。

まとめ

今回は暗記宿題の出し方についての記事でした。どうですかね?参考になるところありました?


それではまた、所長でした!