「~~と思う」禁止令【塾講師向けアドバイス】
ども、所長です!
今回は塾講師向けのアドバイスの一つを記事にしました。参考になれば幸いです。
「~~と思う」
新人講師の指導をしているときに意識的に注意している項目の一つに「自信のない言葉」を使わないということがあります。
新人指導のときは思い切って「~~と思う」を禁止にしてます。
ちなみに以前「わかった?」禁止令も記事にしたことがあります。こちら。
この「~~と思う」を禁止にする理由はいくつかありますが、一番は生徒にこの先生「自信ないのかな?」と思われると、生徒が勉強に集中できないからです。
結果「はっきりしない先生」とレッテルを貼られて嫌われていきます。
嘘も方便
「~~と思う」と言われると「、、、結局それは合ってるの?間違ってるの?」という気持ちになってしまいます。
特に大学受験くらいまでの勉強だったら塾で教えることは99.9%は答えのある問題ですから、「思う」という言葉は使わず言い切ってしまうのが大事です。
私は9割以上正しいことなら「嘘も方便」と思って、「絶対」というワードに敢えて置き換えて指導しています。
「思う」というワードで生徒を不安にさせるくらいなら、多少嘘が入っていても「絶対」と言い切って生徒を安心させた方が勉強に集中できるわけです。
どうしてもの時は後回し
では実際、自信のない問題が出た場合はどうするのかということですが、後回しですね。
塾講師より賢い生徒を教えていることはほとんどないでしょうから、講師側が答えを読んでも分からない問題に時間をかけるよりも他の問題に時間をかけてあげた方が成績が伸びます。
もちろん塾講師自身が学力に自信がない場合は必死に勉強してくださいといったところなんですけども。。。
よって時間に余裕ができるまでは後回しにして、休憩時間などで、じっくり考えるか、持ち帰って後日本当に教える価値のある問題なら教えてあげるか、の2択になります。