スタディサプリ大学受験生・高校３年生　数学３各レベルのレビュー

ども、所長です！

スタディサプリの無料体験をやってみて感想を記事にしていくという企画をやっていくことにしました。

今回が初回で、初回は数3の授業がどういったものなのか、ということを体験してみたのでご紹介したいと思います。

月々980円ならお買い得だなと思ったので広告も載せておきます。

ちなみにどの学年で登録しても全学年の動画が見られるのでそのつもりで記事をご覧ください。

担当の先生
講座の内容
感想
講座の生かし方の提案
まとめ

担当の先生

数３を担当するのは堺義明先生という方で、赤いTシャツを着たジョークをたびたび挟んでくるおっちゃんです。

「おっちゃん」って呼びたくなるような風貌と話し方です。

ちなみに赤いTシャツには胸にHIGEと書かれてあり、そのままの意味でひげをしっかり蓄えていらっしゃる方です。

ときどきじじ臭いギャグを挟んでくる感じですから、動画を見ていて眠くなるということはなりにくいかなと思いました。

話し方はゆっくりめで丁寧な説明をなさっている印象を受けました。

文字や図もかなりきれいに書かれています。

講座の内容

講座には3種類あって、スタンダードレベル、ハイレベル、トップレベルです。

その順にだんだんと難しくなっていく形です。

それぞれ24講座ずつあり、1講座あたり数本に分かれた動画で構成されています。

その数本を合わせるとだいたい1講座1時間程度になっているようです。

また、それぞれテキスト(pdfを無料ダウンロード)がついていてこれは予備校とかで使われるような形とほとんど同じ形態な気がします。

転載はできないので言葉で説明すると、講座ごとに問題が数問書かれてあり、その下にノートに使える余白ページが1枚から1枚半ほどあります。

授業動画ではその問題の解説を行う形で進んでいきます。

この辺も一般的な予備校と同じスタイルでしょう。

一応申し訳程度に確認問題的なものが講座ごとに1問ついていまして、それはテキストのみで完結させる形になっています。

例題と、確認問題ともに解答がテキストの巻末についていて授業さえ聞いていれば理解できる程度には十分な解答が載っています。

ちなみにダウンロードしたテキストのページ数は

スタンダード　206p　うち解答72p
ハイレベル　193p　うち解答94p
トップレベル　206p　うち解答107p

となっています。

動画は再生速度を右下のボタンからいじることができて(パソコン版)、

0.75倍
1倍
1.25倍
1.5倍
1.75倍
2倍

と変更することができます。

スマホ版のアプリは高校大学受験講座のみの対応みたいですね。

ちなみに倍速再生機能については「よくあるご質問」のところに書いてありました。

スマホ版はアプリのみ倍速可で、アンドロイドアプリは1.4倍のみらしいです。

タブレットはアンドロイドだと制限があって倍速再生できないみたいです。

それぞれのレベルですが、スタンダードとハイレベルの半分くらいの内容が理解できれば、教科書傍用問題集が丸々理解できるくらいの内容ですね。

ハイレベルまで視聴して十分演習を積めば日東駒専レベルくらいまではクリアできるくらいの感じです。

MARCH以上のレベルになると最低でもハイレベルくらいまでは理解し、トップレベルも挑戦したいところ。

早慶、旧帝大レベルになってくるとトップレベルまでは最低でも理解できるくらいの力は欲しいです。

さすがに東大、京大、東工大レベルになると、これだけでは全然足りないですね。

ただ、レベルの高い大学は志望校対策講座というのが別に用意されています。こちらはまだ確認できていません。

感想

良かったところ

解説自体は非常にわかりやすいです。

1番の懸念だった先取の自習ができるか、ということですが、できると言い切れますね。

説明も丁寧ですし、基本的にテキストについている問題は確認問題を除いて全て解説してくれます。

学校の授業と違うのは板書の時間がないことかもしれませんが、これは慣れの問題で、板書の時間を取っていらっしゃらないのは個人的には好感を持てました。

動画なので好きなところで止められますしね。

本当はこれくらいのスピードなら理解しつつ自分でノートも書けるくらいになるのが好ましいのですが。。。
shukaijo.hatenablog.com

また、スピードを変えられるのも大きいです。

私の場合は全てわかっている状態なので、高速にできることが一番メリットに感じました。

堺先生なら2倍速でも聞き取れるので復習もしやすいはずです。

ちなみに彼はその辺の学校の先生よりは圧倒的に教えるのがうまいでしょうから、学校の先生が相性的な意味で苦手だったり、受験のペースを考えてご自身で先取したい方にとっては非常に有益な動画になっています。

良くないところ

はっきりネガティブに言える部分は正直ほとんどないです。

個人的なところで言うと、ちょっとだけ話すのが遅い先生かなとも思いましたが、生徒にとっては丁度いいでしょうし、遅かったらスピードを上げて再生すればいいだけですしね。

ただ、スピードを上げると彼のジョークは拾いにくくなって面白さは一気になくなる気はします。

そしてこれはもはや映像授業の宿命ですが、分かったつもりにならないようにすることが最低限必要です。(流暢性の罠という言葉があるらしいです。)
shukaijo.hatenablog.com

問題数はどうしても少なくなってしまいますし、理解までは到達できても習得までは到達できないといった感じでしょうか。

これはスタディサプリ側の問題というよりは受講する側の意識の問題です。

また、管理する人がいないのが難しいところですね。

そういったシステムがどのくらい整備されているのかいうことで軽く調べたところ、合格特訓コースなるものがあるみたいですが、その辺のスタディサプリ一般について言えることはまた改めてまとめるつもりです。

講座の生かし方の提案

どの講座もおそらく、問題点は演習が少ないことになります。

数３に関して言えばスタディサプリだけで大学に合格するレベルに持っていくことは基本的に不可能です。

問題数的には最低でもスタディサプリの用意したテキストの3倍は必要だと思います。

出来れば5倍くらいの重さが欲しい所です。

具体的に言えば、教科書傍用問題集が学校で配られていると思いますので、それをまずは併用してください。

以下、あくまでも提案するという形で使い方を考えてみましたので、参考にしてみてください。

スタンダードレベルの授業を見て、見終わったら、例題を自分の力だけで解いてみる。

練習問題にも取り組んでみて、解けることを確認する。

一通りスタンダードレベルを見終わったら、ハイレベルに進むのですが、ハイレベルに進む前に各講座ごとにスタンダードレベルの動画を高速再生して、復習。

続けてハイレベルでもスタンダードレベルの動画と同じ要領で最後までいく。

ここまで来たらほとんど傍用問題集は解けるはずなので、1冊まるまる解いてみてください。

ここまでで日東駒専レベルまでなら過去問演習に入っても大丈夫な状態までくるはずです。

それ以上を求める人は

同様のことをハイレベルの動画、トップレベルの動画、そして問題集としては以前紹介した「青チャート、標準問題精講、1対1」のうちどれかを使ってやってみる。

という形で取り組んでみるのがいいと思います。

shukaijo.hatenablog.com

完全自習の先取りでこのレベルを目指す人はスタンダードとハイレベルの動画はセットで1単元分として同時に進めてしまってもいいかもしれません。

ちなみにそれ以上のレベルに関してはまた今後、参考書を紹介するかもしれません。

改めて言っておきますが、映像授業を見て、付属のテキストを解く程度では問題数が全然足りていないことだけは覚えておくといいですね。

まとめ

さて長くなりましたが、スタディサプリの数３の3種類の授業を見た感想でした。

この数３だけでも月々980円なら元を取れる値段だなあと思います。

もう一度言っておきますがどの学年で登録しても全学年の動画が見られます。

まずは無料体験してみてはいかがでしょう。

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それではまた、所長でした！

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