大人のための中学英語学び直しブログ講座#17
ども、所長です!
こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。
スタート地点としては、
- アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
- ローマ字も読み書きできること。
- 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
- 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。
としましたので、そのくらいのレベルから始めます。
記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。
おすすめの辞書はこちらです。
今回は主語の"it"の用法です。
日本語にはない考え方をするので割と難しい内容ではあります。
どちらかというと文法的にどうこうという話ではなく慣れるのが一番です。
前回の宿題
前回の宿題はできましたかね?
次回にはまた疑問詞の勉強に戻っていきますから前回の分も忘れないような状態にしてから今回の講座に取り組んでください。
例文1
こちらの英文訳を考えていくところから始めましょう。
「今日京都は晴れている。」
何が晴れているのか
英語では基本的に主語が必要なことは何度もおつたえしてきました。
今回の問題は何が主語になるのでしょうか。
「今日」が晴れているのか。
「京都」が晴れているのか。
少なくとも日本語では「京都」が晴れているで通じそうですけど、
英語はもう少し主語に厳しい所があって、
晴れている状態なのは、「空」であって「天気」であって、「京都」はただ場所を表すだけ。
というのが英語の考え方です。
そしたら、"sky"とか"weather"を主語にするのかというと、
それでもいいのですが、基本的には"it"を主語にします。
主語に"it"が来るのは今回のような「天気・気候」のとき以外にもあります。
具体的には「時刻」「明るさ」のときですね。
後ほど説明しますが、難しい文法書などをめくると
「天候」「寒暖」「明暗」「時間」「季節」「距離」「状況」とあります。
状況以外は早い段階で覚えておいてもいいかなと思います。
というわけで今回は"it"が主語にきます。
be動詞でイコールの関係
さて、主語に"it"が来ると言いました。
その"it"は漠然とした「天候」「寒暖」~~を表す"it"で英文を日本語に直すときにはわざわざ訳すことはないですが、それ自体に意味がないわけではありません。
「天候(it)」が「晴れている」
のであればそれはイコールの関係なので、be動詞を使って英文を表現していきます。
よって、例文の英文訳は
It is sunny in Kyoto today.
となります。
例題
あとは他の例をずらっと眺めておくといいでしょう。
オーストラリアは今、秋です。→ It is fall now in Australia.
彼の部屋は暗いですか?→ Is it dark in his room?
昼食の時間です。→ It is lunch time.
今日は雨は降っていない。→ It isn't rainy today.
こちらは暑い。→ It is hot here.
今日本は9時15分前です。→ It is a quarter to nine now in Japan.
まとめ
ここまで来れば、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の16の文章は全て理解できます。
今回覚えたのは主語の"it"の使い方です。
慣れないとすこしむずかしいかもしれないですね。
それは日本語にはない概念だからです。
今後も時々日本語にはない概念を勉強していくことになりますが、その度に慣れという要素が多いに必要となってくることは覚えておいてください。
宿題
では今回の宿題です。
- 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
- 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の16の瞬間英作文。
それではまた、所長でした!
前回の講座
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