保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

iPad Proを使った勉強法

ども、所長です!


最近、アラサー高校物理という参考書を書いているのですが、その付録として、わたくしが勉強に使っているツールの紹介をしても面白いかなと思って、今回はその記事です。


わたくし所長、普段からiPad ProとApple Pencilを使って勉強をしているのですが、どんなふうに勉強をしているのか、少しでも興味があればお読みください。

メリットとデメリット

使い方に入る前に少々メリットデメリットについて紹介します。


ここはすっ飛ばして、実際の使い方を見たい方は上の目次から飛んでください。

メリット1【計算用紙が必要なくなる】

これがわたくしにとっては最大のメリットでございます。


数学とか物理の勉強をする際に、計算用紙が要らないというのはわたくしにとってはものすごく大きいです。


中高生の勉強だと、長くても一つの計算の中に出てくる等号(=)の数は10個くらいだと思います。


大学生くらいの数学とか物理になってくると場合によっては20個の等号で計算をつないでいっても計算が終わらないことはよくありますし、


一つの計算を終わらせるだけでも計算用紙が10枚くらいいくこともあります。


これは表裏に書いているとめくる作業が面倒だったり、小さい字で書いていると読めなくなったりするので、


おもて面のみ(レポート用紙的な使い方)で、大きな字で書くというのも原因なのですが。。。


一つの計算に10枚も計算用紙を使って、と勉強を進めていくと、


計算用紙が本当にわけわからないくらい必要になることがあります。


だから、iPad Proでノートを取りつつ勉強するのはこの紙が必要なくなって荷物が随分減ってくれるというありがたさがあります。

メリット2【本の持ち運びが必要なくなる】

書籍も裁断して、スキャンして、pdf化して、データを入れておくようにすると、本の持ち運びも必要なくなります


本に関しても大学受験くらいまでは日本語の本が普通でしょうし、日本語の本って規格がぴったり合っているし、紙質も最高です。


洋書で勉強をしようと思うと、他の本と微妙にサイズ感違っていたりして、それも持ち運びを不便にする要因になっているし、


製本が雑だったり、紙質が悪かったりするしで、データ化したものを使って勉強していく方が効率が良かったりします。

メリット3【計算用紙、本がなくならない】

なくならないこともありがたいです。


わたくし整理整頓が何よりも苦手でして、


昨日計算したあの計算用紙どこに置いたっけ?とか、


あれあの本どこに置いたっけ?とかよくあります。


データ化しておけば探す手間も省けます。(これはオマケみたいなものかもしれません)

デメリット1【値段が高い】

これが一番のデメリットなんですけど、iPad Proって高いですよね。


もっと安ければ、もっと早く導入していたと思うのですが、どうしても高いので、買うまでは躊躇しまくってました


わたくし自身、割とケチなので、こういうのは結構どうしようかと悩みます。


とはいえ、購入したことで勉強の効率が上がったので、元を取るつもりで使い倒しています。

デメリット2【充電が必要】

あとは充電しないと使えないことですかね。


「あ、やべ。充電してない」


となることは確かにたまーにですがあります。


でも、100%から実際に使えなくなるまでを考えるとかなり長い時間使えますので、これもオマケみたいなデメリットです。

実際の使い方

さてさて長くなってしまいましたが、結局、所長はどんな風に使っているの?ということを知りたい方もいらっしゃるでしょうから、ご紹介しますね。

GoodNotesを入れない手はない

何よりも重要なアプリがGoodNotesです。有料なんですけど、iPad Proを買える方ならこのアプリも迷わず導入すべきです。


私が買ったときには1000円前後だったと思います。


実際の使用例は写真を入れつつ解説しましょう。


(わたくしが写真で解説するのは極レアです。)


これ実は「アラサー高校物理 力学編」の手書き原稿ノートなんですけど、完全に手書き感ありますよね。


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ノート1


写真の①のところを選択するとApple Pencilで手書きできます。


手書きの線の太さを変えたり、色を変えることも①の所をタップする時に選べます。


②のところをタップするとマーカーを選べます。


これも色や太さを選ぶことができます。いくつかマーカーを引いている所がありますよね。


こんな感じで書けます。


③のところをタップすると、図形の補正のオンオフができます。


写真を見ていただくとわかると思いますが、手書きにしては異常にまっすぐな線がありますよね。


それらはこの図形の補正を入れています。


わりと雑に描いても自動的に補正してくれるので楽です。


補正の種類もいくつかあって、綺麗な円や楕円を書いたり、直線や多角形を書くこともできます。


それ以外に補正の種類はないと思いますけど、少なくとも数学とか物理を手書きで計算していく分にはそれくらいで十分ですね。


④のところをタップしてその後範囲を選択するとコピーとかカットとかもできます。


この機能も結構ありがたくて、ページが変わる時に、前のページの最後の式をコピペできたり、図を2度描かなくて済んだりします


次の写真のように左上のプラスボタンをタップするとページの追加や、iPad Proに入れている写真を挿入したりできます。


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ノート2


ちなみにノートの種類はかなり豊富に選べて、縦長、横長、罫線、方眼、真っ白、楽譜なんかも書けます。


途中でグラフを書きたければ方眼を挟むことも可能です。


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ノート3


四角が四つ並んでいるボタンのタップで、ノートの全容が見られて、ページの入れ替えとかもできますね。


普段はこんな機能を使いつつ、勉強しています。


さらにさらに、PDFを読み込んで、そこに書き込みすることもできます


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ノート4


教科書をPDFとして落としておけば、書き込みしていくこともできますし、教科書のページとページの間に計算ノートを挟むことも可能です。


自分のノートをPDF化することも可能です。


わたくしが使っている基本的な機能はこの程度です。


説明書なんかも必要ないくらい直感的に理解できるようになっていると思います。


わたくしもあまりこういう機器に明るいわけではないですけど、1週間くらいぽちぽちと使っていると慣れました。


ブログを書いていたり、電子書籍を読んでいたり、それくらいの能力があればすぐに使いこなせるようになると思います。

まとめ

今回はこのくらいで、iPad Proを使った勉強法の紹介は終わりにしますが、本当はpagesとかGeoGebaraっていうアプリもおすすめです。


今度追記しようと思います。


関連記事もぜひお読みください。(下へ↓スクロールしてください!)
それではまた、所長でした!


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