個別指導1年生に送る話#3【内容に抑揚があるか】
ども、所長です!
ここ最近、個別指導塾で学んだ知識を個別指導1年生に送るために記事を更新しています。
さて、今回は授業内容の抑揚があるかというお題です。
抑揚のない授業とは?
個別指導1年生は抑揚のない授業というのを意識しておくといいでしょう。
例えば、講義がずっと続くだけ。宿題解説だけで終わってしまう。
こういう抑揚のない授業というのは眠くなってしまいます。
もちろん、ベテラン先生になると内容に抑揚がなくても、話し方に抑揚があったり、
生徒がウケるネタを持っていたりしますから、どうにか授業を進めることができます。
ですが、こういったテクニックは場数が物を言いますから、1年目の先生は内容で抑揚をつけておくのがベストです。
抑揚の付け方
次に実際にどのように抑揚をつけるかです。
新単元の場合
新単元においては講義口調で授業が進むことが非常に多いです。
ですから新人先生は単調な授業になりがちです。
単調にならないようにするにはどうすればいいのか。
講義だけでなく体験を挟むのが一番ポピュラーなやり方ですね。
塾では体験というと一口に問題演習がメインになってしまいますが、
可能であれば、体を動かして覚えるようなことをうまく取り入れてもいいですし、
音読みたいな作業を途中途中に入れるのも一種の体験ですね。
体験を入れることによって、脳の使っている部分を変えるイメージを私は持っています。
講義だけだと、同じところをずっと使っている感じがしてどうも眠くなってしまいますからね。
どのような体験が講義の中に挟めるか考えてみるといいでしょう。
復習単元
例えば、私の専門としている物理に関して言えば、力学、電磁気学、熱力学、波動、前期量子論、などの様々な分野がありますから、
一通り勉強し終わった後でしたら、(つまり新単元扱いする必要がなくなったら)
1つの授業の中で違う分野の勉強を切り替えて解説するのもいいですね。
英語だったら、文法の項目を切り換えたり、リーディングとライティングで切り換えたり、
そういう切り替えも可能です。
もちろん宿題の解説がメインとなる日でも、生徒の苦手な分野を見つけたら、新単元口調で講義を挟むなどしてもいいと思います。
このように作業の切り替えだけでなく、内容の切り替えも抑揚をつけるのに役立つ考え方でしょう。
教科を変える
思い切って教科を変えてみるというのもいいかもしれません。
個別指導のいいところは生徒に合わせられるところですから、数学が苦手な生徒には、
国語の授業でも最後15分だけは数学をやってみたりすることも結構頻繁にあります。
もちろんシステム上、そういったことが可能かどうかは働いていいる環境によるとは思いますが、
これくらい思い切って、脳の別の部分を使えるように抑揚をつけることも重要であることがわかっていただけたら幸いです。
まとめ
抑揚のある授業をしたいと思う新人先生はまずは自分のテクニックを磨く前にシステムを疑ってみるのが先です。
場数が物をいうテクニックではなく、今すぐにでも変えていくことができる部分まずは疑ってみることがおすすめです。
今回のテーマの「抑揚」についても話し方というテクニックよりも授業内容という側面からアプローチすれば今すぐにでも変えることのできる部分はあるはずです。
参考になれば幸いです。
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それではまた、所長でした!
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