参考書・問題集の選び方のコツ、ポイント #24
ども、所長です!
2週間50記事企画進行中です。(これが24記事目)
今回は参考書・問題集の選び方のコツ、ポイントについての記事です。
塾講師をしていると、どのレベル帯の問題集を選ぶかというのも大事な指導の中の一つだと気づきます。
各科目ごとのおススメ参考書はかなり多くの記事が世の中に出回っていると思いますので、今回はより一般的な話になります。
中学生
中学生はほとんどの場合、学校で渡される問題集で十分すぎると思います。
参考書が必要になるのは学校の問題集はさっぱり分からないという場合と、逆に簡単すぎるという場合でしょうか。
学校のテキストが難しすぎる場合
正直さっぱり分からないという場合はある程度分かるようになるまで第三者の力を借りることをおすすめします。
中学生の場合は分からないものに立ち向かう下地が出来ていない場合も多いですし、参考書の解説を読む読解力が不足している可能性が高いからです。
学校の問題集で、正答率が7割を切り出したらその科目はかなり危ない状態だと考えてください。中学内容はなんとかクリアできても高校生になって困ることがでてきます。
学校のテキストが簡単すぎる場合 (有名な高校を受験するなどを想定)
学校の問題集が簡単すぎるという場合はどんな問題集でも扱えると思いますが、自力で7割程度は解けるテキストを順にクリアしていくのがいいかと思います。
それより自力の正答率が下がるとモチベーションが続きません。
もちろん、塾や家庭教師などのサポートがある場合はもう少し難しい問題にチャレンジ可能です。
とはいえ私も指導するときは正答率が5割を切らないような問題集に設定することがほとんどです。
高校生&浪人生
高校生と浪人生は、学校や予備校で渡されるテキストが合ってない可能性も大いにあり得ます。
解答の充実度
解答を渡してくれない場合も多いですよね。あれは私は反対です。
解答のないテキストをするくらいなら諦めて別の問題集に移ったほうが勉強のペースが上がります。
ですから、参考書・問題集を選ぶポイントの1つには「解答の充実度に納得できること」があげられます。
同じレベルの問題集でも解答の充実度が異なることは本当によくあります。注意してほしいポイントです。
充実度だけでなく、解答解説が別冊になっているほうが好きな人も多いと思います。そういう意味では本の装丁も解答の充実度に加えていいと思います。
自力正答率
2つめは自力で解ける問題の割合です。
完全に自習でやっていく場合は自力正答率6割から7割のものを選ぶといいかと思います。
私も浪人時代はそのようにテキストの難易度を決めていました。
自力正答率5割を切るものはかなり根性がないと進みません。根性でどうにかこうにか終わらせている間に他の子は2冊終わらせている可能性があります。
塾や家庭教師のサポートがある場合は自力正答率4割くらいでもやっていけます。
本人のモチベーション
最後は本人がやりたいかどうかです。これはレイアウトと本の厚さでほとんど決まると思いますが、これもかなり重要です。
特に本屋で「これ有名って聞いてたけど、めちゃめちゃ分厚いな」と思ってしまうものは途中で何回か挫折します。
挫折するくらいなら頑張れそうなものを本人が選ぶのが大事です。特に自習で全て賄っている場合には本人のモチベーションが一番重要な点とも言えます。
まとめ(追伸)
今回は参考書、問題集の選び方のコツを書きました。
最後に一番大事なことですが、「やめるなら早くやめる。やるなら最後までやる」これが選んだあとに絶対に忘れてはいけないキーワードです。
参考になりましたでしょうか?
それではまた、所長でした!
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