塾講師が考える「よい授業ってなんだろう」【受験する理由】 #25
ども、所長です!
2週間50記事企画進行中です。(これが25記事目)
「えっへんたろう」さんのブログ(ぼくのきせき)で名前を出していただきました。もう一件ココナラの記事で引用してくださった「ももこ」さん(Enjoy Archery 日記)に続いてお二方目です。「ももこ」さんの記事もココナラの記事を更新するときに引用しますね。
ありがたやー。
今回は「よい授業ってなんだろう」というキーワードに対しての私の立場からのアンサーです。元ネタはこちらです。(リンク切れたら教えてください。)
ちょっと熱い回になっているかもしれません。
塾講師の立場
私はあくまでも塾講師ですから、子どもはどこまで行ってもお客様であることには変わりありません。
どれだけ親しくなってもお客様です。そしてその立場はこのビジネスを続けていく以上、間違っていないと思っています。
もちろん保護者の皆さんも言うまでもなくお客様なわけです。
受験の枠組み
お客様の求めるものを提供し、それに見合う対価を得るのが現在の貨幣経済ですから、私たち塾講師は「よい授業」を考えるときにも、お客様の求められるものの枠組みから逃げ出すことはできません。
お客様の求めるものは「受験で合格するため、成績を伸ばすための情報や指導」ですから、受験や成績というキーワードからは逃れられないわけです。
私は新人講師を指導するときには「今日何を持って帰ってもらったか明確にわかる授業をする」ように指導しますが、それは受験や成績という枠組みの中での意味です。
そして受験を考えたときの良い授業はほとんどセオリー的なものは出来上がっていて、そこから外れることは基本的に難しいんですよね。その中に「個人」が入り込む余地はほとんどないと思っています。
受験の意味とは
そんな中、私は雑談として、受験の理由について話すことがよくあります。
どうせ雑談をいれないと集中力が持たないわけですから、そここそ講師の「個人」が出せる唯一のタイミングです。唯一のあがきです笑
大学受験生に私はこんな話をすることがよくあります。
「そもそも、一発大逆転可能な受験というシステムは世界的に見ればかなり偏ったシステムなんだよね。だけど、せっかく日本に生まれたんだから、その文化を味わってもいいと思わない?
この機会がなかったら全国大会に出場することってない子だっていっぱいいるしさ。だって受験って全国大会でしょ?
別に高校受験でもいいよ。高校受験だって都大会だったりするわけじゃん。都大会に出たことないけど、受験ではそれを味わえているわけでしょ?
それって貴重な経験だと思わない?もう一生ないかもしれないよ。
先生(わたし)は子どものうちに最低でも一回はこういう経験をしてほしいと思ってるんだよね。
だから例えばインターハイに出ましたって子なら受験しなくてもいいと思うんだよ。勉強しなくてもいい。その経験が何よりの勉強になってるからね。
そういう子たちは年単位で何かに取り組むっていう経験をしてるでしょ。君らは受験以外で年単位で取り組んでいることってある?
そんで、こういう経験は多ければ多いほど財産になるわけよ。今はまだ分からないかもしれないけど、あの時、先生が言ってたのはこういうことかと思えるときが来るから。」
残っているもの
アインシュタインも教育っていうのは時間が経った後にまだ残っているものと言ってます。(だいたいの意味はあってると思いますけど、間違ってたらごめんなさい。)
私は保護者の皆さんの年齢層を考えたら、若輩者もいいところですけど、ちょっとでも子どもの将来に何か残る言葉をかけてあげられたらと常々思っています。
ちなみに私は決して熱い人間ではないので、ちょっとでも賢い人間が世の中に増えたら、もっとおもろい世の中になるかもしれないのにという、打算を本気で実行しているだけにすぎません。照れ隠しでもなんでもなく本気でそう思っています笑
まとめ
なんかあんまりまとまらない記事になった気もしますが、これはこれで自分らしさが出た記事として満足することにします。アンサーになってない説はありますが。。。
皆さんの考える「よい授業」とはなんでしょうか。
それではまた、所長でした!
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