保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

模試の見方 判定と勉強時間の目安 #13

ども、所長です!
2週間50記事企画進行中です。(これが13記事目)


今年度もセンター試験が終わり、高校2年生、中学2年生はもう受験生として意識し始めるべき時期ですね。


模試も受験年度になると増えてきますから、いったんここで今までの模試を見直していただけると良いかと思います。


今回は親御さんに向けて模試の判定と目標の高校、大学へ向けての勉強時間の目安をお伝えしたいと思います。

親世代と子世代は違う

親世代と子ども世代では入試は大きく変わっていますので、保護者の皆さんのときの目安をあてにするのはよくないと思います。


特に国語と英語はほとんどの入試で20年前のものと比べると、かなり分量が増えていますし、数学は難しくなったり簡単になったりしています。

判定ごとの勉強時間の目安

私が塾で指導するときはA判定でも安心してはならないと話しますし、逆にE判定でも時期によっては諦める必要はないと話します。


おおまかな目安ですが、A判定でしたら、その模試の結果が出た時点から入試まで、コンスタントに10時間程度勉強し続ければ、経験上ほとんど落ちることはありません。


もちろんよっぽど遠回りな勉強をしてしまうとそれでも落ちる可能性は残りますが…。


B判定だとプラス2時間の12時間、C判定だと14時間と私は指導しています。


正直14時間以上の勉強をコンスタントに続けるのはかなり大変で、自分自身の経験も含めて、ショートスリーパーでない限り厳しいと思います。

D判定以下の場合

ではD判定では16時間、E判定では18時間かというと、そういうわけではありません。


D判定以下の判定に関して言えば、その志望校を目指す段階に来ていないと考えてもらいたいところです。


受験勉強をスタートすらしていないか、勉強をし始めていたとしても受験勉強として認められるレベルに達していない、という状態です。


まだ勉強をスタートすらしていない段階ですから、中学生に関しては夏休み後でも挽回可能な場合がありますし、高校生に関しては夏休み前なら挽回可能である可能性もあります。


正直に言うとほとんどの場合やってみないと分からない状態です。


ですから、C判定以下の子どもに関しては基本的に1日14時間の勉強をコンスタントにしていく習慣を身につけるように指導するようにしています。


その模試までにかなり勉強したのに判定が低いという場合は、勉強を始める前の段階で抜けが非常に大きいからスタート地点に立てていないわけです。

部活やってた子の挽回

部活をやっていた子どもが大きく成績を伸ばして最後に挽回してしまうこともあるにはありますが、勉強をスタートした段階で模試の結果がE判定の子どもはよっぽど才能のある子でも最低12時間は勉強をコンスタントにしています


それ未満でうまくいった例を私は今のところ見たことはありません。

まとめ

E判定でもあきらめる必要はありませんが、最低の勉強量のラインはあります。


A判定でも遠回りの勉強をしてしまえば落ちることが当然あります。


今回はあくまでも一般的な勉強時間の目安を示しました。保護者の皆さんは勉強時間の目安と子どもの勉強時間を比べてみて、やさしく覚悟を決めていただけらばと思います。


それではまた、所長でした!



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