保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

数学自習の勉強法【受験用勉強の仕方シリーズ】 #33

ども、所長です!
2週間50記事企画進行中です。(これが33記事目)


ここしばらく無料で学習相談をやっているんですけど、


(ごめんなさい受付終わったので、相談ある方は有料でこちらから塾の週回数増減の相談を含む学習計画相談します 【期間限定割引】子どもの勉強に不安がある保護者の皆さんへ|勉強・学習方法の相談 | ココナラ])


勉強の仕方みたいなものも少しずつ公開すると役に立つのかなと思って何回かに分けて勉強の仕方シリーズとして記事を投稿してみようかなと思いました。


今回は主に大学受験を意識した数学の勉強の仕方です。もちろん高校受験にも応用可能です。


私は浪人しているんですけど、浪人時代は基本的にすべて自分で勉強してました。


数学は適切な参考書を選ぶのがそもそも難しいんですけど、それは以前記事にしましたので、今回は勉強方法の提案になります。
shukaijo.hatenablog.com


印をつける

私は数学の自主勉をするときには必ず4種類の印をつけながら進めるように指導しています。


◎自力で解けた
〇凡ミスした
△答えを見て理解した
×答えを見ても理解できない


この4種類です。世間でよく使われるバツを3種類に分類したわけですね。

問題集の周回

次に問題集の回し方ですが、

  • 問題を解く
  • 答え合わせ&解説読む
  • 印つける
  • 次回は〇以下の問題からやる条件で1に戻る


もちろん次回以降、少しずつ印を更新していってすべて◎になったらその参考書はクリアです。


ちなみにバツの問題も案外、時間をおいてやってみるとなんで昨日は解けなかったんだろう?みたいになることもよくあります。


ただ、3回バツが更新できなかったら、それはだれかに聞いたほうが早いです。


ですから、印の更新は3回までというルールにして進めます。


私の場合は完全に自習スタイルでしたから、バツが更新されずに最後まで残った場合、そのまま続きをやっていって、1冊終わった段階でもう一度だけ、頭から◎以外の問題に挑戦していました。


テキストのレベルがあっている場合、ほとんどの問題はここまでで、すべて〇以上にはなります。


90%が◎になれば次の問題に進めばいいと思います。


時間管理

次に時間のマネージメントですが、数学の参考書の中にはチャートやフォーカスゴールド、ニューグローバルのような中々分厚い問題集もあります。


これらがうまく回らない場合、制限時間をつけて勉強していないことが理由であることがほとんどです。


2分以上、手がとまるようなら、その問題はその時点でバツです。


最もたちの悪いのはあと少しで解けそうと粘ることです。


こういう力は受験勉強で養うべきものではありません。


以前どこかの記事で書いたような気もしますが、受験の勉強程度で応用とか思考力が必要とか言われる問題はほとんどありません。


全科目そうです。たとえ東大の数学ですら、知っているか知っていないかが、80%以上を決めます。


同様に解答もいつまでもダラダラ分からないと、うなっているようではその時点でその問題はバツです。

解答の読み方

理系科目に共通ですが解答の読み方に少しだけ、コツがあります。


たとえば、ここまでは理解できるんだけどこの式の意味がわからない、といった状況を考えてみます。


その時に、ひとまず、この式だけは分からないけど、この式が正しいと仮定して、その続きは理解できるかなあ?と先を読むのがとても重要です。


分からなかった式にだけマーカーを付けて、次回以降の数学の勉強の時間の時にそこが理解できるかもう一度、考え直してみます


そこで理解できれば少なくともその問題は△印以上です。


何度もこのブログで言っていますが、分からないことを分かるようになるのが勉強ですから、まずは分からない部分を理解することが大事です。


これを数学でやり続けることによって国語や英語の長文の勉強にも同様の良い効果が出てきます。すなわち、分からない部分が理解できるようになるということですね。

自分のスピードを知る

最後に自分がどれくらい時間を使ったら何ページくらい進められるのか把握することも非常に重要です。


たとえばこの問題集は30分で1ページ、ただし、章末のページは2時間かかる、とかいった具合です。


これが分からないと受験までに必要な勉強時間も分からず、逆算して計画を立てることができません。

まとめ

今回は数学に関する勉強法ですが、他の科目にも応用してみてください。


それではまた、所長でした!



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