個別指導1年生に送る話#4【相手のレベルまで降りる】
ども、所長です!
最近はまた毎日投稿で、個別指導1年生に役に立つ話を少しずつ更新しています。
まだしばらくは続くので、もし初見さんがいらっしゃったら、楽しみに毎日チェックしていただけると嬉しいです。
今回は相手のレベルまで降りるという話です。
自分のできなかったときを思い出す
優秀すぎる先生は実は教えるのが下手なことがよくあります。
私は東大出身ですが、東大出身の塾講師は基本的に
あーこんなに勉強できない子もいるんだなー
という経験を積むことから個別指導の勉強が始まります。
なんで分からないのかが分からないという状態ですね。
自分の生きてきたコミュニティの中に、そこまで勉強ができない人がいなかったとか、
そんな方結構大勢いらっしゃいます。
別に東大出身でなくても高校がそこそこ良い高校であれば同じような状態になる方は多いです。
とはいえ、東大出身だろうが、自分だってできなかったときはあるわけでして、
それをちゃんと思い出したりすることも含めて、相手のレベルまで下ってあげるのが重要です。
ただこれ、個別指導1年生にとっては結構難しい課題であることを私は知っていて、(ちなみに私は講師指導係として講師指導もしています)
正直、場数が重要であることは間違いないです。
具体的にどうするの?
まずは心構え
では、個別指導1年生が相手のレベルに降りるために出来ることは何かというと、
心構えの面がまず一番。
予想できないくらいに勉強ができない子は当然いるし、小学生レベルの内容からできていない高校生だっていることを覚悟しておくことです。
実際いつの時代でもおバカキャラで売り出す芸能人はいますもんね。
テレビで見かけるあのレベルに勉強ができない方は世のなかに結構います。
それでも子どものうちは勉強から逃れられないので、頑張って苦手なことでもチャレンジしているんです。
その気持ちを分かってあげようとする心構えを持つことが一つのスタートラインです。
予習にその心構えを生かす
もし、この記事を読んだ個別指導1年生がいて、授業前にしっかり予習をするタイプであるなら、
今予習している内容にたどり着くまでに小学生の知識から考えて、何を勉強できていないと困るかを想像しておくといいでしょう。
例えば、連立方程式を例にとってみます。
連立方程式が解けるようになるためには、1次方程式を解く技術が必要です。
文字の計算のテクニックも必要です。
そのためには正負の計算もできなければいけません。
正負の計算だけでなく、分数の計算もできなければいけません。
そこまで考えなければいけないの?ともし思ってしまったのであれば、やはりそれは個別指導の新人と言わざるを得ません。
連立方程式を習う段階になってもなお、まだまだ小学校で習う分数の計算ができない子は大勢いるのですから。
小学生レベルまで、戻って考えておくと、大抵物事はすっきり解決します。
予習をしている方は、ここまで想定しておくといいですね。
もちろん、ここまでを全てノートを作っておく必要はないと思いますが、咄嗟にここが分かっていないのかなと判断できるかどうかというのは、
こういった心構えのもとにどれだけの場数を踏んだかに依存しますので、最初から心構えだけは持っておくといいですね。
まとめ
優秀な先生こそ今回紹介した心構えを持って授業、そして予習にも頑張ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今回はこの辺で。
関連記事もぜひお読みください。(下へ↓スクロールしてください!)
それではまた、所長でした!
noteで物理のテキスト作りを公開しています。
note.mu
私の著書です。
NoSchoolから、「学習管理」、「学習相談」、「現代文要約・小論文添削・作文問題添削・現代文および数学記述添削」のお申込み可能です。
集会所所長個人家庭教師 | NoSchool 無料で勉強の質問、塾や家庭教師の検索
ココナラにて学習相談と宅浪サポートをしています。
塾の週回数増減の相談を含む学習計画相談します 【初回限定割引】子どもの勉強に不安がある保護者の皆さんへ
宅浪の方の勉強をサポートします 東大出身プロの塾講師がリーズナブルに総合的なサポートを提供!
こちらから受験情報を集めることができます。
にほんブログ村
関連記事
shukaijo.hatenablog.com
shukaijo.hatenablog.com
shukaijo.hatenablog.com
shukaijo.hatenablog.com
shukaijo.hatenablog.com