保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

英語長文の勉強法【受験用勉強の仕方シリーズ】 #37

ども、所長です!
2週間50記事企画進行中です。(これが37記事目)


今回は英語の長文の勉強法です。一部かなり特殊な方法も紹介するので、そこだけでも読んでくださるとうれしいです。

テキスト選び

テキストの選び方ですが、受験用を考えるとまず絶対条件として、全訳がついていること(英語の語順の訳があるとなお望ましい)


次に構文の解説が全文についていること


そして、音声がついていること。(ここだけは諦めざるを得ない場合もあります)


長文の問題集に関しては私はこのあたりを基準に選んでいきます。そしてもちろん大事なのはレベルが適切であることです。自力正答率を基準に参考書の選び方のコツを以前書きました。

shukaijo.hatenablog.com


読むときの意識 (語順通り)

最初に絶対に意識することは英語の順番で読むことです。関係代名詞や接続詞のthatがあっても絶対に返り読みしないことです。


とにかく英語は左から右に読むものです。


これができないと一生リスニングはできるようになりません


なんか難しいと思った文があっても必ず左端から読み直します。それを徹底しなければなりません。

物理的トレーニング ペン先

まず物理的なトレーニング法ですが、慣れるまでは必ずペンで読んでいる場所を指しながら読むようにしてください。


これだけで自分が返り読みしていることが意識できる人も大勢います。


ちなみに人間はとがったものに集中するという副次的な効果もあります


ただし、文章に集中してしまうとペンで追いかけるのはできるけど、返り読みしているかどうか意識を持っていくのが難しい場合もあります。

物理的トレーニング 録画

そしてこれを観察するために長文問題を解くときに上からのアングルでテキストを録画することをおすすめします。


最近になるまでできなかった方法ですけど、今ではスマホで簡単に録画できますから、録画して、自分のペンの動きを後ほど早回しで見ればいいわけです。


もちろん同時に集中できていない瞬間が見られたり、ペンで追いかけることを忘れていたりする瞬間も発見出来たりするので、トレーニングには録画は最適です。

非物理的トレーニング 語法

次は物理的ではないトレーニングです。


それは動詞の語法を覚えるということです。so が来たら as か that を探すことは文法をそこそこ勉強すればたいていの人ができるようになります。一方で consider が来た時にも同様に as を探せないというハードルが立ちふさがっている場合もあります。


これができないとやはり、どこまでが目的語なのか分からなかったりするわけですから、返り読みの原因になるわけです。


復習

復習は全ての構文をとるという作業くらいは多くの人がしていることと思いますが、すべての単語をピックアップしてノートにまとめるという作業をしている人は少ないのではないかと思います。


以前こちらの記事でも語彙の重要性については書きました。

shukaijo.hatenablog.com



とにかく全てピックアップすることが大事です。慣れないうちは解いて解説を読むこと以上にピックアップしてノートにまとめる時間の方が多くなるのはしょうがないです。


諦めて時間を注ぐべきです。

語彙ノートの利用

そしてこのノートの活用ですが、これは古文漢文の方でも同じ方法を書きましたので、参考にしてください。

shukaijo.hatenablog.com


まとめ

今回は長文の勉強の仕方のまとめでした。録画はわりと新しい手法だと思っているのですが、どうでしょうか?


それではまた、所長でした!



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