親が作ってしまう子どもの勉強への言い訳 #5
ども、所長です!
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「私も学生の頃苦手だったし、あんたが苦手なのも仕方ないのかもねえ…」
こんなことを家で言ったことありませんか?個別指導で教えているからこそ見えやすい子どもの言い訳の1つにこの言葉があるんです。
子どもの学力への親の影響
子どもの勉強の点数は遺伝と育った環境によりますから、親の及ぼす影響は学校や友達を除けば1番大きくなります。
ですから、数学が苦手な親のもとで育つと数学が苦手な子どもに多少なりともなりやすいのは事実です。
だからと言って、「私が苦手だったから子どものあなたも苦手になるのはしょうがない」と親が諦めてしまうのは本当によくないことです。
子どもの勉強の言い訳
個別指導塾で教えていると子どもの口からこんな言葉が出てくることがあるんです。
「親が数学苦手だから俺も苦手なのは仕方ない」
子どもは親の知らない所で親を言い訳にしてしまうことが実際にあるんです。ご存知ですか?
1つでも言い訳が増えてしまうと勉強に至るまでのハードルがグッと上がります。結果的に教育に必要な時間やお金が増えてしまうんです。
親の苦手≠子どもの苦手
大学受験程度までのレベルでしたら、親がその科目が苦手であろうが、子どもにはほとんど関係ないというのが、私の肌感です。
実際、私は東大出身ですが、両親とも大学を出ていません。それに勉強に限らず、親は料理下手だけど、子どもはめちゃめちゃ上手いとか、そんなことはよくあることだと思います。
そもそも偏差値40同士の親から生まれる子は偏差値40になるより偏差値50に近づく確率の方が高いはずです。確かに親の影響はありますが、それで勉強が全くできなくなるなんてことは絶対にないということです。
私は基本的に厳しい人間ですから、やったら出来るようになることに言い訳を与えてしまう大人は罪深いと思っています。
私が苦手だから子どもが苦手なのはしょうがないという言い訳を子どもに絶対に与えて欲しくないんです。
言い方が大事
じゃあ親は完璧である必要があるのか、というとそうではありません。弱点をさらけ出すこと自体は別に構わないんです。誰だって弱点はありますから。
私が言いたいのは、言いかた1つで子どもが持つ印象は大きく変わるということなんです。
「私は数学苦手だったけど、あなたは苦手かもしれないけどちゃんと勉強してえらいね」
と言ってあげるだけで、あなたの弱みが強みになる可能性を秘めています。
そう言われた子どもは言い訳して自分を守るよりも努力を褒めてもらう攻めの姿勢が身につきます。
同じ内容でも言い方ひとつで、言い訳を作る言い方からモチベーションを上げる言い方に変わるんです。
ワードチョイスなんかを勉強してみるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
子どもの言い訳を作らず、大人の弱点を強みに変える。そんな話を今回は記事にしました。
何か質問などあればコメントください。(お問い合わせ)
それではまた、所長でした!
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