保護者と先生の集会所

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アラサー高校物理の執筆をする「しがない個別指導塾講師」が子どものため、親のため、先生のために少しでも役立つ情報を発信するためのブログです。

個別指導1年生に送る話#7【小さな声も抑揚に使う】

ども、所長です!


こちらは個別指導1年生に送る話シリーズの続きです。
以前から似たような記事は書いてきていて、その記事一覧はこちらです。


shukaijo.hatenablog.com


毎日投稿ではない形になりましたが、引き続きこのシリーズもお送りしていきますので、興味のある方はぜひ続きをお楽しみください。


今回はかなり短めですが、割とすぐに実用できるテクニックの1つではないかと考えています。

抑揚が重要

個別指導の授業に抑揚が必要なのは、新人の講師の方もすぐに理解できる話です。


でも、抑揚をつけるのはベテランが持っている「場数」の力だけだと勘違いしてはいけません。


もちろん生徒が受けるネタっていうのは場数で少しずつ貯めていくものではあります。


じゃあ、新人には抑揚をつけることはできないのかという話ですが、そうでもないという話を以前書きました。


内容に抑揚をつけることはシステムを変えるという問題なので、


場数はあまり関係ありません。


shukaijo.hatenablog.com

声の抑揚

もちろん、イントネーションやトーンなど声の抑揚というのも生徒を引き付ける魅力の1つです。


通る声というのは実はめちゃめちゃ重要で、声が通る人ってうらやましいですよね。。。


私も全然声が通らないんですよ。


がやがやしたお店では店員さんに声が通らない。


それでも抑揚をつけて授業していくことはできます。

大事なところで敢えて小さい声で

もはやタイトルで全て語っているんですが、


抑揚のつけ方は「大きな声で」「回数を多く」して教えるだけではありません。


もちろん大きな声が出る方はそれでもいいと思うのですが、


私はそれほど声が大きくもないですし、


声が通るわけでもないですし、


というわけで1つ使えるのは


「小さな声で」敢えて大事な所を説明することです。


三人称単数現在時制のときには"s"をつけるんです。


と話すこともできますが、


三人称単数現在時制のときには"s"をつけるんです。


と話して抑揚もつけることができるということです。


んー、文字だけで伝わります?


大きな声が出せなくても、小さな声で抑揚をつけることはできます。


押してダメなら引いてみろってことですね。

マインドを盗む

ここまでは、すぐにでも使えるテクニックでしたが、


新人さんが場数を踏むうえで重要なこととしては


自分に使えるものをとにかく盗むマインドです。


できないことを望むよりも、できそうなことをとにかく盗んでいくということですね。

まとめ

今回はすぐに使えるテクニックと、


ベテランのうるさいマインドでした。


今後も少しずつテクニックを紹介していきますから、続きもご期待ください。


関連記事もぜひお読みください。(下へ↓スクロールしてください!)
それではまた、所長でした!


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大人のための中学英語学び直しブログ講座#7

ども、所長です!


こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。



スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



今回は「一般動詞」という文法用語を必ず覚えてもらいます。


少し今までとは毛色が変わるので、面白くもあり、難しくもある回なので、しっかり読んでついてきてください。


かなり重めの内容になってしまうので、パート1の7に対応するものは2回に分けてお送りしようと思います

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


前回までで、be動詞の勉強は一旦区切りがつきました。


そこまでの内容が完璧になっている状態で今回に臨まないとこれから少し大変になってきます。


中学生の早い段階で英語に挫折する生徒はここまでのbe動詞を完璧にしないまま


今回の一般動詞の内容に入ってしまう生徒です。


ですので、改めて、前回までの内容に自信のない方は一旦今回の勉強に進むよりも復習を優先してください。

例文1

今回は以下の日本文を英文にするところから始めます。


「私はピアノをもっています。」

イコールの関係の時だけbe動詞

前回まで習っていた内容は必ずbe動詞が文の中に入っている形でした。


そして、be動詞はイコールの関係を表すのだという話を何度もしてきました。


今回は日本文の中のどこにもイコールの関係がありません。


「私」イコール「ピアノ」じゃないですもんね。


こういったイコール以外の関係を表す文章には必ず「一般動詞」が必要です。


一般動詞というのは日本語において


「食べる」「行く」「変える」など主語の動作を表すものや、


「知っている」「持っている」などの主語の状態を表すものがあります。


今回の場合には「持っている」という意味を表す一般動詞が必要ということですね。


ここで挙げた日本語の動詞の例は本のわずかで、


それに対してだけでも1語1語対応する一般動詞があるので、これを覚えていくのはそれほど楽ではありません


だからこそ練習が必要なわけですね。

主語S+動詞Vの順は必ず守る

英語の語順は基本的にはSが来て、その後にVが来ると勉強しました。
(be動詞の場合には疑問文のときだけ語順が変わりますけど。)


今回の例文ではまず、主語の「私」つまり"I"が文頭にきます。


続いて、動詞のV「持っている」を表す"have"が来ます。

目的語とは?

"have"の後ろには目的語というものが必要です。


「私は持っている」だけ言われても「何を?」と思うのが自然ですから、


それに対応する名詞が必要になります。


have+名詞(目的語)で「名詞を持っている」という意味になるのが"have"の性質です。


一般動詞の中には目的語を必要とするものと必要としないものがあるので、それは今後少しずつ覚えていってもらう必要があります。


ひとまず、これで文章自体は完成して、例文の英文訳は


I have a piano.


となります。


目的語は英語で"object"というのでOと省略します。


主語をS、動詞をVと省略するのと同じようなことです。

他の一般動詞

他にも一般動詞はくさるほど覚えていく必要があるのですが、


ひとまず、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の7に必要な分だけ覚えてもらいます。


「目的語(英語とか日本語とか)を話す」→ speak O


「目的語のことを好む・好きだ」→ like O


「目的語(科目とか)を教える」→ teach O


「目的語(スポーツなど)をプレイする」→ play O


これらを用いた例題を見てみましょう。

例題

あなたはたくさんの本をもっている。→ You have many books.


私たちは野球が好きだ。→ We like baseball.


あなたたちは動物が好きだ。→ You like animals.


彼らは数学を教える。→ They teach mathematics.


私はサッカーをする。→ I play soccer.

例文2

be動詞のときにも疑問文や否定文を習いました。


今度は一般動詞を使った否定文について学びましょう。


「私は犬が好きではない」

一般動詞の否定文は"don't"を使う。

先にbe動詞の否定文について、復習しておきましょう。


「私は親切ではない。」


これはどのようにしていましたか?


「私は親切だ」は


I am kind. だから、


be動詞の後ろにnotをつけて、


I am not kind. もしくは I'm not kind.


とすればよかったですね。


一般動詞の場合には、一般動詞の前に"don't"をつけて否定文にします


「私は犬が好きだ」は


I like dogs.


ですから、その"like"の前に"don't"をつけて


I don't like dogs.


とするのが正解になります。


ちなみに"don't"は"do not"の省略形です。覚えなくていいですけど。


というわけで先ほどの例題を全て否定文にしてみましょう。

例題

あなたはたくさんの本をもっていない。→ You don't have many books.


私たちは野球が好きではない。→ We don't like baseball.


あなたたちは動物が好きではない。→ You don't like animals.


彼らは数学を教えない。→ They don't teach mathematics.


私はサッカーをしない。→ I don't play soccer.

例文3

否定文の次は疑問ですね。


というわけでお次はこちら。


「あなたは英語を話しますか?」「はい、話します」

疑問文には"Do"をつかう。

ではこちらも先にbe動詞の場合の疑問文の復習をしますよ。


「それは塩です。」だと


It is salt. でしたね。


「それは塩ですか?」


だとどうしていましたか?


Is it salt?


としていました。


be動詞の疑問文の時には、主語と動詞の位置を入れ替えていました。


一般動詞の時にはこのルールは通用しないので、改めてしっかり覚えてくださいね。


まず「あなたは英語話します」だと


You speak English.


です。


一般動詞の疑問文の時には、頭に"Do"をつけると覚えてください


そのルールを使って、


Do you speak English?


とすれば終わりです。クエスチョンマークだけは忘れないように。


それほど難しくはないでしょ?


実は一番大事なのはbe動詞のルールと一般動詞のルールがごちゃまぜにならないようにすることです。

答え方

答え方は少し頭を使っていく必要があります。


まず、例文では「あなた」について聞かれているので、答えるのは「私」のことですよね。


つまり、途中まではbe動詞と同じで、


Yes, I


ときます。


be動詞の疑問文のときには最後にbe動詞(否定文のときにはbe動詞+not)が来ていました。


今回は"Do"で聞かれたので"do"で答えてやるのが覚えるべきルールです。


いいですか。大事なので、もう一度言います。


be動詞で聞かれたら、最後はbe動詞で答える。


doで聞かれたら、最後はdoで答えるです。


覚えました。


要するに、このようにすればいいんです。


Do you speak English?--Yes, I do.


「いいえ」と答えたかったらどうすれば良さそうですか?


勘のいい方は分かったかもしれませんね。


Do you speak English?--No, I don't.(do notの省略)


が正解です。


それでは例文でこのルールを覚えていきましょう。


例題

あなたはたくさんの本をもっていますか?はい、持ってます。→ Do you have many books?--Yes, I do.


あなたたちは野球が好きですか。いいえ、好きではありません。→ Do you like baseball?--No, we don't.


あなたたちは動物が好きですか。はい好きです。→ Do you like animals?--Yes, we do.


彼らは学校で数学を教えますか。いいえ教えません。→ Do they teach mathematics?--No, they don't.


あなたはサッカーをしますか。はいします。→ Do you play soccer?--Yes, I do.

例文4

最後に疑問詞も混ざった疑問文も練習しておきましょう。


「あなたは何が好きですか?」「本が好きです。」

疑問詞のwhat

疑問詞のwhatを使うときのルールを覚えていますか?


疑問詞+疑問文の順とbe動詞のときに習いましたね。


このルールは一般動詞になっても健在です。


ですから、最初に"What"ときて、続きはもちろん"do you"ですよね?


最後に「好き」という情報を書きたいわけですから、それも含めて考えると例文は以下のように英文に直せます。


"What do you like?"

be動詞の復習「補語」

be動詞の時の復習も少ししておきましょう。


その中で「補語」という文法用語も同時に覚えておきましょう。


be動詞はたとえば


It is a pen.


のように"It"と"a pen"がイコールの関係になっていると何度も説明しています。


この"a pen"の方を文法用語では補語と言います。


補語は英語でcomplementというのでCで省略します。


さて、要するにbe動詞の場合は文は基本的にこのような形になっているということですね。


S(主語)+V(動詞)+C(補語)


そして、補語が名詞になるような場合には"what"に変えて前に出して主語動詞を入れ替えることによって、


"what"を使った疑問文を作ることができました。


たとえば「これは~~です」だと This is~~.となるところを


「これは何ですか?」だと What is this?としていたわけです。


ようするにWhatは補語の役割を担っています


今度は一般動詞の場合にはどうでしょう?


「あなたは~~が好き」だと、You like ~~.となるわけですが、ここに入るのは目的語です。


目的語の部分を質問したいから、それをWhatにして前にだして、疑問文にするためにdoを付け足して


What do you like?


となるわけです。ようするにWhatは目的語の役割を担っているわけですね。


少し難しい話をしましたが、同じWhatを疑問詞にした疑問でも、


be動詞を使った疑問文なのか、


はたまた一般動詞を使った疑問文なのかによって、


whatの文の中での役割が変わってくるということを覚えておいてください。


この節に関しては少し難しい話なので、次回以降も何度も似た内容を説明する予定です。

whatで聞かれたら、「何?」にちゃんと答える

be動詞のときにも同じでしたが、Whatで聞かれたら、それに対応する答えを明確に答えてやる必要があります。


今回は「本」を答えなければならないわけですが、それを文章にするなら以下のようになります。


What do you like?--I like books.


それでは、例題をみてみましょう。

例題

あなたは何をもっていますか?たくさんの本です。→ What do you have ?--I have many books.


あなたたちは何が好きですか。野球です。→ What do you like?--We like baseball.


彼らは何を教えますか。数学です。→ What do they teach?-- They teach mathematics.


あなたは何を(プレイ)しますか。サッカーです。→ What do you play?-- I play soccer.

まとめ

ここまで来ても、まだ「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の7の文章は全ては理解できません。残念ながら。



今回覚えたのは一般動詞の使い方でした。


特に一般動詞には目的語が後ろに来る必要があるものがいます


その動詞のうちのほんの少しを実際に紹介しました。


doやdon'tを使った疑問文や否定文も学習しました。


whatの文中での役割は動詞が何なのかによって変わってくるという少し発展的な内容も扱いました。


次回は三単現と言われるものを覚えていくことになります。


be動詞が主語によって形を変えたように一般動詞も主語によって形を変えることがあるという内容です。

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の1から6の瞬間英作文3周目。しつこいですけど、復習です。


それではまた、所長でした!



前回の講座
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関連記事
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大人のための中学英語学び直しブログ講座#6

ども、所長です!


こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。



スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



今回は"who"という疑問詞を新たに学んでいただきます。


今回のwhoの使い方は"what"で学んだ使い方と全く同じなので、"what"の使い方を覚えていれば問題なく進むはずです。

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


この講座は毎講座ごとに新しい内容を少しずつ勉強する形になっていますが、


前回以前に学んだことは基本的に覚えているものとして進んでいきます。


英語は中学校の科目の中でも積み重ねの教科なので、前の内容があやふやな状態だと、


どんどんと分からなくなっていってしまいますので、注意が必要です。


もし、記事を読んで分からない所があればコメントをくださいね。


(記事の下の方にコメントできるところあります。お問い合わせフォームからでも結構ですよ。)


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例文1

それではさっそくこちらの文章を英文に直す作業から始めていきましょう。


「あのきれいな女性は誰ですか?」「私の姉です」

形容詞が2つ続く形

まずは主語について考えてみましょう。


最初の疑問文の主語は「あのきれいな女性」です。


これまでに習った単語を思い出してもらうと


「あの」「きれいな」「女性」と3つの要素に分けられることがわかるはずです。


それぞれ、"that"と"beautiful"と"woman"とすればいいですね。


そのままの順に並べておけばOKです。


今回のように2つ以上の形容詞が1つの名詞に修飾していくパターンもあります。


「これらの」「赤い」「鉛筆」であれば


these red pencils


です。


「この・あの・これらの・あれらの」と「所有格」に関しては、形容詞としては一番頭に来ると覚えておくといいです。


色んな形容詞が1つの名詞に係っていくパターンだと、


本当はその順序も後々ちゃんと覚えなければならないのですが、


現段階ではこれだけ覚えておけば大丈夫です。

疑問詞+be動詞の疑問文の形

whatを習ったときに「これは何ですか?」と聞きたければ、


What is this?


とすればいいことを習いました。


最初に疑問詞が来て、その後にbe動詞の疑問文の形ですね。


"who"の場合も全く同じように考えると良いので、「あのきれいな女性は誰ですか?」は


Who is that beautiful woman?


とすれば完成です。


答え方はそれほど難しくないですかね?


誰について聞かれているかを考えて、それに適切な主語を最初に置いてやるのがポイントです。


She is my sister.


これで完成です。

例文2

正直これだけで、今回は終わりなんですが、一応英語の敬称についても少し触れておきましょう。


「彼は誰ですか?」「ブラウン先生です。」

英語の敬称

中学生が覚えなければならない敬称は2種類です。


男性に対しては"Mr."、女性に対しては"Ms."です。


本当は女性については未婚と既婚で使い分ける言い方もあるのですが、


どちらにも使える"Ms."だけ覚えておけば大丈夫です。


「さん」「先生」というようなものは全てこの敬称で代替できます。


ブラウン先生と言いたければ"Mr. Brown"です。


Mは大文字にして、ピリオドもちゃんとつけて1セットなので、そこだけ注意してください。


というわけで、例文の英文訳は


Who is he?--He is Mr.Brown.


となります。

上げ調子と下げ調子

英文の最後は上げ調子と下げ調子の読み方があります。


毎回ちゃんと音声を聞きつつ練習している方はすでに気づいているはずですが、


be動詞の疑問文は最後にイントネーション的には音の上がる上げ調子で読みます。


ところが疑問詞の入った疑問文のときには下げ調子で読むのが基本なので、覚えておくといいですね。

例題

あの背の低い男性は誰ですか?私の兄です。→ Who is that short man?--He is my brother.


彼らは誰ですか?私の友達です。→ Who are they?--They are my friends.


あなたは誰ですか?私はあなたの先生です。→ Who are you?--I'm your teacher.

まとめ

ここまで来たら、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の6の文章は全て理解できます。



今回覚えることは1つだけです。


「who+be動詞の疑問文」の形で「~~は誰?」となるということですね。


これだけ覚えて、あとは前回までの講座をしっかり覚えておけば問題なく宿題にチャレンジできるはずです。


ちなみに今回でbe動詞の使い方は一旦休憩となります。


次は新しい形の動詞を覚えていくことになりますよ。

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の6を瞬間英作文。(本の中で紹介されている方法に従って第2サイクルまで行うこと。)
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の1から5の瞬間英作文2周目。今回でbe動詞は終わりなので、復習です。


それではまた、所長でした!



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大人のための中学英語学び直しブログ講座#5

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スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



今回は「所有格」という文法用語とその知識を学んでいただきます。


thisとかthatの形容詞的な使い方と全く同じなので、前回までの内容が理解できているならそれほど難しくないはずです。

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


今回と次回で一旦「be動詞関連の話題」はクリアしたことにして一般動詞というものに入っていきますから、


あと2回分で最低でもbe動詞の使い方をマスターする必要があります。


早い方ならもうマスターできているはずですが、まだ不安がある方はとにかく瞬間英作文の「瞬間」具合を高めることが重要です。


もし、記事を読んで分からない所があればコメントをくださいね。


(記事の下の方にコメントできるところあります。お問い合わせフォームからでも結構ですよ。)


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例文1

それではさっそくこちらの文章を英文に直す作業から始めていきましょう。


「彼は私の生徒です。」

所有格とは

例文を少し簡単にして「彼は生徒です。」でしたら、


He is a student.


と即座に英文に出来るようになっていることと思います。


今回は「生徒」の部分を「私の生徒」に直せばいいわけですね。


"this"とか"that"を習ったときには、


主語の位置に置いて「これ」という訳し方になるパターンと


「this+名詞」というセットを作って「この名詞」と形容詞的に使うパターンがありました。


「私」という言葉も主語に来るときは"I"を使っておけばOKなわけですけど、


「私の名詞」という形にしたい場合もあります。


少し厄介なのは"this"とか"that"のときはそのままの形で「この」とか「あの」という意味になっていたのに対して


「私の」というのはそのまま"I"を使ってはいけません


今回の場合は"my"という単語を使って「my+名詞」で「私の名詞」という意味になります。


ということは"a student"から"my student"に形を変えればいいわけですね。


ちなみに、"this" と"that"のときにも"a"という単語は外していました。


"my"という単語も"a"はたとえ後ろの単語が単数形でも外して使うようにしてください。


というわけで、例文の英文訳は以下のようになります。


He is my student.

文法用語を覚えよう「人称代名詞」「主格」「所有格」

同じ「私」でも主語に来るときには"I"を使い、形容詞的に使うときには"my"を使うということを新たに習いました。


「私」という語句が代名詞であることは大丈夫であってほしいですが、(これは国語の文法のお話)


"I"のように主語の位置に来るものは代名詞の中でも「主格」の形をしているといい、


"my"のように形容詞的に使うものは代名詞の中でも「所有格」の形をしているといいます。


いいですか?文法用語も少しずつですけど、必ず覚えていくようにしてくださいね。


文法用語を覚えるのをサボると高校英語になった途端に英語が一気にできなくなります


少しずつ出てきてくれているうちに少しずつ覚えてくださいね。


まとめておぼえようと思うと苦労が何倍にもなりますので。


さて、「私」のような人の代名詞は代名詞の中でも「人称代名詞」と呼びます。


人称代名詞は文のどの位置に来るかによって「何」格なのか名前も形も変わります。


もう一度言うと、"I"は人称代名詞の中でも主格で、


"my"は人称代名詞の中でも所有格です。


では他の人称代名詞はこれまでに何が出てきているでしょうか。

ほかの人称代名詞

「あなた」の主格は"you"でした。


「彼」の主格は"he"でした。


「彼女」の主格は"she"でした。


「私たち」の主格は"we"でした。


「あなたたち」の主格は"you"でした。


「彼ら(もしくは彼女ら)」の主格は"they"でした。


"you"に関してはたまたま単数だろうが複数だろうが同じ形をしているのですね。


これらのすべてに所有格という形があります。


以下の所有格は全部発音も含めて覚えてくださいね。


「あなた」の所有格は"your"です。


「彼」の所有格は"his"です。


「彼女」の所有格は"her"です。


「私たち」の所有格は"our"です。


「あなたたち」の所有格は"your"です。


「彼ら(もしくは彼女ら)」の所有格は"their"です。


必ず読み方を辞書で調べて読み方も覚えておいてくださいね。


(そろそろ発音記号にも慣れてきつつあるのではないですか?)


ちなみに何回かあとに「目的格」と「独立所有格」というものも同じ数だけ習うので、早めに覚えておいた方がいいですよ。

例題

私のグラスは安い。→ My glass is cheap.


これらはあなたの鉛筆ですか。はいそうです。→ Are these your pencils?--Yes, they are.


彼女の娘は背が高くない。→ Her daughter is not tall.


あれが彼の家ですか。いいえ、違います。→ Is that his house?--No, it's not.


私たちの母はきれいだ。→ Our mother is beautiful.


彼らはあなたたちの子どもですか。はい、ぞうです。→ Are they your children?--Yes, they are.


彼らの解答は正しくない。(全員で1つの解答を出したときを想定)→ Their answer is not right.

まとめ

今回も新しい文法項目はかなり少しだけでしたね。


今後はこれくらいがスタンダードな量な気もします。


ときどき多めの回もあるかもしれませんが。


ここまで来たら、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の5の文章は全て理解できます。



今回覚えることは1つだけです。


「所有格+名詞」で「~~の名詞」という意味になります。


これだけ覚えて、あとは前回までの講座をしっかり覚えておけば問題なく宿題にチャレンジできるはずです。

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の5を瞬間英作文。(本の中で紹介されている方法に従って第2サイクルまで行うこと。)


それではまた、所長でした!


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大人のための中学英語学び直しブログ講座#4

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こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。



スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



今回初めて疑問詞が出てきます。


新しく学ぶ内容は多くないですが、このあたりから英語が嫌いになってくる中学生は非常に多いので注意が必要です。

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


そろそろ瞬間英作文にも慣れてきました?


毎記事ごとに必ず新しい文法が出てくるので、最初の数記事分の学習は特に大事です。


もし、記事を読んで分からない所があればコメントをくださいね。


(記事の下の方にコメントできるところあります。お問い合わせフォームからでも結構ですよ。)


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今回は特に疑問文の作り方が分かっていないと手も足も出ないので、前回までに出てきた疑問文に100%の自信を持った状態で臨みましょう

例文1

早速以下の日本文を英文に直す作業から取り掛かりましょう。


「これはなんですか?」

疑問詞の"what"

まず「これはリンゴですか。」という英文を作れますか?


Is this an apple?


ですね。


これまでの講座を宿題も含めてしっかり勉強していれば、何も考えることなく自然と口から出てくるはずです。


さて今回はこの「これはリンゴですか。」のリンゴの部分に「何」を入れたいわけです。


「何」に対応するものは英語では"what"です。


"what"は疑問詞と呼ばれるものの1つで、疑問詞を使った疑問文は次のような順序になるルールがあります。


「What+疑問文の順序」


ということは今回の例文の英文訳は以下のようになるわけですね。


What is this?

例題

さて、上の例文だけではイメージをつかみにくいでしょう。


まずはとにかく「What+疑問文の順序」の形を頭に焼き付けることです。


あれは何ですか?→ What is that?


これらは何ですか?→ What are these?


それらは何ですか?→ What are those?


こちらの男性は何(者)ですか?→ What is this man?


あちらの鳥は何(という種類の鳥)ですか?→ What is that bird?


あちらの女性たちは何(者)ですか?→ What are those women?

例文2

今回は例文1だけでほぼ全てです。


答え方だけ練習しておきましょう。


「これは何ですか?」ー「鉛筆です。」

何について答えればいいか考えて主語を選ぶ

YesとNoで答える疑問文のときに、何について聞かれているのか注意するように書きました。


Are you ~~?


と聞かれたら


Yes, I am. か No, I'm not.


Is this ~~?


と聞かれたら


Yes, it is. か No, it isn't.


疑問文の主語に対応する主語をこちらも準備しなければなりませんでした。


今回は「何?」と聞かれる文ですから、主語を決めた後はその答えを言う必要があります。


つまりYesとNoでは答えられないということですね。


今回の例文の英文訳は


What is this? --It is an pencil.


となります。thisで聞かれたらitで返します。

例題

先ほどの例題に答えを付け足してみましょう。


あれは何ですか?カメラです。→ What is that?--It's a camera.


これらは何ですか?灰皿です。→ What are these?--It's an ashtray.


それらは何ですか?置時計です。→ What are those?--They are clocks.


こちらの男性は何(者)ですか?弁護士です。→ What is this man?--They are lawyers.


あちらの鳥は何(という種類の鳥)ですか?スズメです。→ What is that bird?--They are sparrows.


あちらの女性たちは何(者)ですか?秘書です。→ What are those women?--They are secretaries.

まとめ

今回は新しい文法項目はかなり少しだけでしたね。


ここまで来たら、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の3の文章は全て理解できます。



今回覚えることは1つだけです。


「What+疑問文の順序」


これだけ覚えて、あとは前回までの講座をしっかり覚えておけば問題なく宿題にチャレンジできるはずです。

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 職業の名詞を10個調べて、発音とつづりを覚える。(今回文法要素少な目なのでこんな宿題も追加です。)
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の3を瞬間英作文。(本の中で紹介されている方法に従って第2サイクルまで行うこと。)


それではまた、所長でした!


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大人のための中学英語学び直しブログ講座#3

ども、所長です!


こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に必要な中学英文法を学ぶための記事をアップしています。



スタート地点としては、

  1. アルファベットは大文字小文字ともに全て書けて、読めること。
  2. ローマ字も読み書きできること。
  3. 英語の名詞に、単数と複数の形があることを知っていること。
  4. 英文の最初は大文字で始めて、最後はピリオドもしくはクエスチョンマークで終わることを知っていること。


としましたので、そのくらいのレベルから始めます。


記事ごとに3時間ほど勉強していただくことを目安としています。


おすすめの辞書はこちらです。



今回から少し楽になります。


というか前回までが少し重すぎた節は濃厚です。

前回の宿題

前回の宿題はできましたかね?


瞬間英作文のトレーニングはたかだか10例文くらいでも何も考えずとも口から出るくらいにまでしようと思うと少し大変ですよね。


そもそも前回は少し講座の分量が多かったので、それだけでかなりしんどかったかもしれませんが、


中学英語に限らず第2言語を習得するために文法の勉強をするというのは


そもそも楽ではないので、そう思って続けてくださればと思います。


それから、いわゆる「暗記」というものは、


書いて覚えるも良し、読んで覚えるも良し、


なのですが、今回の講座の都合上、「暗記=最終的には日本語から英語がすんなり出てくる」考えておいてください。


それではさっそく今回の新しい文法項目を勉強していきましょう。

例文1

前回はthisとかthatを使って、物を主語にする形を勉強しました。


人を主語にするときにも単数の主語から複数の主語へするというステップを踏みました。


今回は以下の日本文を英文にするところからスタートしてみましょう。


「これらは新しい本です。」

主語の"these"と"those"

1つ前の講座の内容に戻って、「これは新しい本です。」を英語にするときには主語が"this"。


そしてイコールの関係を表す動詞のbe動詞、そして「a+形容詞+名詞」という要素を組み立てて、


This is a new book.


とすればいいことを学びました。


今回はこの文章を複数形にすればいいだけですね。


名詞のthisも形容詞のthisも複数形にすると"these"になります。(必ず辞書で読み方を調べること。)


そして、複数形のときにbe動詞はどれを使えばいいのかは前々回の講座で学んでいます。


なにでしたか?


"are"でしたね。


そして、あとは相手の本の方も複数形にすればいいだけです。


新しい本を複数形にする場合には"new books"とすればオッケーです。


複数になったので、形容詞の前の"a"は取れたと考えてください。


ちなみに、名詞の複数形を考えるときの注意点は何でしたか?


最後の音によって、sがつくのかesが付くのか分かれたり、


はたまた不規則に変わるのか。。。


話が逸れましたが、結局、最初の例文の答えは以下のようになります。


These are new books.

例題

疑問文と否定文もthisのときと同じですので、合わせて以下の文章も眺めてみてください。


あれらは本です。→ Those are books.


あれらは本ではありません。→ Those are not books.


あれらは本ですか?いいえ、ちがいます。→ Are those books?--No, they are not.


ちょっと答え方には注意してください。あれらと聞かれたら「それら」で答えなければなりませんが、「それら」は英語で"they"を使います。


あれらは本ですか?それとも雑誌ですか?あれらは本です。→ Are those books or magazines?--They are books.

例文2

次はこちらの日本文を英文に直すことを考えましょう。


「これらの家はとても古いです。」

形容詞の"these"

さて、thisにも「この」という意味になる形容詞の使い方がありました。


theseにも形容詞の使い方があって「これらの」という意味になります。


使い方はthisのときと同じです。


「these+名詞(複数形)」で「これらの名詞」という意味になります。


ということはこれらの家というのは


"these houses"


とすればいいわけですね。


もちろん"those"も同じ使い方ができます。


副詞の"very"

副詞というのはこれまでに"very"を除いて出てきていません。


前回初めて"very"が出てきているんですけど、前回の講座はボリューミー過ぎたので、


今回に解説を譲ることにしました。


副詞にはいくつか使い方があるのですが、今回と前回出てきたものは同じ使い方ですので、


まとめて解説しておきます。


副詞というのは、動詞、形容詞、副詞に係って(修飾して)意味を付け加えます。


今回出てきた"very"は副詞でして、形容詞を修飾して「とても」という意味を付け加えます。


「very+形容詞」で「とても形容詞」という意味ですね。


今回は「とても古い」というセットを作りたいので


"very old"


とすればいいです。


ここまでをまとめると、例文を英文に直すことができて、


These houses are very old.


となるわけですね。

例題

さてそれではこの使い方をマスターしておきましょう。


こちらの少年たちは高校生です。→ These boys are high school students.


こちらの少年たちは高校生ではありません。→ These boys are not high school students.


こちらの少年たちは高校生ですか?はいそうです。→ Are these boys high school students?--Yes, they are.


こちらの少年たちは高校生ですか?中学生ですか?中学生です。→ Are these boys high school students or junior high school students?--They are junior high school students.


あれらの車はかなり高級だ。→ Those cars are very expensive.
 

彼女たちはかなり若い。→ They are very young.

例文3

それでは最後にこちらの例文を英文に直してみましょう。


「これらは大人向けの財布です。」

形容詞句を導く「for+名詞」

さてここで新たにという言葉が見出しに出てきましたが、現段階では


いくつかの単語のかたまりがそのかたまりの形になることで意味をなすもの


くらいに考えておいてください。


「for+名詞1」が名詞2の後ろに来ることで、「名詞1のための名詞2」という意味になります。


「for+名詞」のかたまりになって、名詞に修飾していくので、形容詞句と言います。


形容詞は名詞に修飾する機能があったことを思い出すと名前に納得できるでしょう。


ただし、これまで出てきた形容詞の使い方としては、名詞の前に来るのが基本でしたから


形容詞句になると名詞の後ろに来るという所が少し変わっています。


「大人のための財布」はここまでのヒントを使うと


"a wallet for adults" もしくは "wallets for adults"となります。


ですから、例文の英文訳は


These are wallets for adults.


となります。

例題

ではこの「for+名詞」が形容詞句として働くのをいくつか例を見て慣れておきましょう。


子どものための本→ a book for children もしくは books for children


子どものための本→ a book for children もしくは books for children


日本人のための教科書→ a textbook for Japanese people もしくは textbooks for Japanese people


娯楽のための雑誌(娯楽雑誌)→ a magazine for amusement もしくは magazines for amusement

まとめ

今回は前回前々回と比べるとあっさり最後までたどり着けたのではないでしょうか。


ここまで来たら、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」のパート1の2「these/those」の文章は全て理解できます。


"these"と"those"は"this"と"that"をそのまま複数形にしたようなもの


全く同じ使い方をするということを学びました。


名詞と形容詞の使い方があることに注意してください。


そして、副詞を新たに1つ勉強しました。


"very"は形容詞の前に来て、形容詞に「とても」という意味を追加します。


"for"と名詞がセットになって形容詞句「名詞のための」というものを作ります。


形容詞句は名詞の後ろから係って、名詞に意味を付け加えます

宿題

では今回の宿題です。

  • 上で出てきた単語の意味と発音と品詞を全て覚える。
  • 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」パート1の2を瞬間英作文。(本の中で紹介されている方法に従って第2サイクルまで行うこと。)


それではまた、所長でした!


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個別指導1年生に送る話#6【90%=100%】

ども、所長です!


調子に乗って、2つの企画を毎日投稿でお送りしています。


こちらは個別指導1年生に送る話シリーズの第5話です。
以前から似たような記事は書いてきていて、その記事一覧はこちらです。


shukaijo.hatenablog.com


さて、今回は少し意味の分からないタイトルになっています。


90%=100%」????


どういうこと?って感じですかね。


今回は短めですし、それほど難しい話ではないです。

どんな科目にも例外は存在する

どんな科目を教えていてもですね、中高で勉強する内容には例外がつきものです。


ここ最近私が頑張ってアップしている中学英語に関してでも、


名詞の複数形の不規則な変化とか、


動詞の不規則変化とか、


ああいうのはある種の例外ですよね。


これは種類としては大きめの例外かもしれませんけど、


少なくとも何を教えていたって例外というものは常に出てきます。

大体これでいけるは全部これでいける

そんな例外もあるんだけれども、だいたいこういう風に答えておけば合ってる、みたいなことってあるじゃないですか。


あんまりいい例ではないかもしれないですけど、角度の問題で解けなければ30か45か60か90入れておけばいいみたいなこと。


「こう来たらこう返す」で9割正解するなら、それは「絶対」っていう言葉を使って言い切ってしまった方が生徒は安心します


例外なんて2回目に習うときに教えればいいことだって多いですし、


まずは9割の方をおさえてから残りを後で埋め合わせるスタイルにしておいた方が都合のいいことが多いです。


言い方を変えると「100%の自信でやまをはる」とも言えますかね。

正答率があがる

単純に正答率が上がるという理由もあります。


100%のうち90%の方を勘で答えても純粋に考えれば9割は正解するわけですからね。


もちろん10%の方をテストにする先生も多いと多いとそこそこいらっしゃるろと思いますけど。

先生が自信を持っているように見える

言い切りの形というのが大事というのは以前、記事にしたことがあります。


90%正しいものは100%正しいと言い切ってしまった方が先生が自信を持っているように見えます


先生の自信がなさそうな場合は生徒のやる気はどんどん下がっていきます。


この先生本当に大丈夫?って思われているうちはいつまで経っても新人の枠から脱出できません。


先生の自信という意味でも「嘘も方便」と思って言い切っちゃってください。

素直に訂正をする

もちろん、言い切っちゃったけど、失敗する場合もありますよ。


先生が絶対こうって言ってたのに、テストで間違えたじゃん


的な感じで。


でも、そのときはそのときで素直に訂正してください。


あなたの実力的にはそんな風に教える方が良いかなと思ってこう教えたんだけど、実は、、、


と指導して怒り狂う生徒は今まで見たことがありません


素直に訂正さえしておけば何も問題がないのです。

まとめ

今回は「嘘も方便」と思って愛情で「絶対」という言葉を使って指導することで得られる恩恵なんかを書いてみました。


参考になれば幸いです。


関連記事もぜひお読みください。(下へ↓スクロールしてください!)
それではまた、所長でした!


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